トリニマクの司祭、尊者ウーガス著
エルフどもはトリニマクの戦士の理想が何たるかを忘れ去ってしまったが、我らオーシマーの中には今も生き続けている! トリニマクの末裔として、我々には顔色ひとつ変えない勇敢さと、大胆不敵さがある。我らはトリニマクの黄金の肌をしのび、黄金色に輝く武器や鎧を使用する。そして磨き抜かれたアクセントの黒檀は、トリニマクがロルカーンの心臓を引き抜いた際の血を表している。
兜
トリニマクの戦士は勇者を模した黄金色の兜をかぶり、多くの場合、トリニマクの厳めしい表情を連想させる黄金のフルフェイス型バイザーを装着する。
肩防具
トリニマクの戦士のポールドロンは、黄金の勇者を乗せ、生きた悪魔クワルヴィッシュに報いを受けさせた大鷲ジルヴァラの翼のごとく、天に向かって伸びている。
胸当て
トリニマク教団の胸当ては、美的感性の極地を追い求める教団の姿勢を何よりも表している。複雑かつ華美な象徴が散りばめられ、精巧な作りで戦闘中の戦士を守る機能を最大限に高めている。身にまとうトリニマクの戦士は、何ともまばゆい輝きを放つ!
手袋
トリニマクの信奉者は、細かい作業が可能なとても柔らかい革の手袋を着用するだけでなく、黄金色の金属の関節式篭手で手の甲を覆う。
ベルト
トリニマクの崇拝者にとって、ベルトはオーシマーを団結させる黄金の英雄への信仰心を象徴するものである。英雄の黄金の兜を連想させるバックルの中心には、トリニマクの明確な視野を表すクォーツの結晶が飾られている。
脚当て
脚全体を覆う黄金色のグリーヴには膝当てが付き、途切れなく足元のサバトンと重なり合ってトリニマクの戦士の脚を守る。
ブーツ
トリニマクの末裔は戦士であり、つま先部分が金属で覆われ、黄金の英雄の輝きを放つサバトンを履く。
盾
トリニマクの戦士の盾にはヴァイアの黄金の灰、彼女が破壊神ロガルの一撃をはね返した盾を彫り出した木の模様が施されている。また、この模様はオーシマーの力、品位、団結を象徴する。
短剣
短剣は最上級の鋼鉄から鍛えられる。2本の突き出た刃は、殺戮者であり守護者である黄金の英雄トリニマクの二面性を表している。
剣
トリニマクの戦士の剣は、稲妻のような閃光を放ちながら鍛え上げられる。片手武器は短剣と同じように刃が2本に分かれているが、大剣は長く真っ直ぐな1本の刃が剣先の寸前で細くなっている。
斧
トリニマク教団の斧は、炎の山の心臓を割った際に損傷した英雄アヴァリアンの斧のようにギザギザな形状をしている。刃にはオークの力と団結を象徴するヴァイアの黄金の灰の模様が施されている。
戦棍
トリニマクを信奉する者は、一発のパンチで巨大なマンモスを倒したオーシマーの英雄にちなみ、その丸い戦棍を「ウスノクの拳」と呼ぶ。円筒状のヘッドには鉛玉が収納されており、武器を振ると外側に転がって打撃の威力を高めてくれる。
杖
黒檀はトリニマクがロルカーンの心臓を引き抜いた時に、その血がタムリエル全土にこぼれて固まったものだと言われている。それ故、トリニマク教団では魔法の杖に磨かれた黒檀のノブと装飾を施す。
弓
我らの弓は、一本の矢で巨大なデイドロス、ゼットサックスの目を射抜いて倒したオーシマーの英雄、エルサレルの弓を模している。伝説によれば、エルサレルは黄金の英雄に敬意を表し、1日20時間を弓の練習に費やしたという。
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