オーシマー栄光の館、館長ウムサ著
オルシニウムのオーク歴史博物館では、古代の祖先たちと同じ手法で作られた武器や鎧を展示中! 「複製」と記された品はお気軽に手に取って、展示ケース内のオリジナルは目だけでどうぞお楽しみあれ。
兜
単なる布きれに近いシンプルなフードから、牙付きの恐ろしいマスクで顔を覆う重装の角兜まで、古代オークの兜には様々なタイプがある。オーシマーの創造性の素晴らしさが証明されたと言えよう!
肩防具
古代オークのポールドロンは兜の頬当てと同じデザインで、肩を保護する装甲が層になっている。同時に、戦士の盾の形状と装飾も採用している。こんなポールドロンなら、一日中でも眺めていられそうだ。
胸当て
革や鋼鉄のプレートなどを使用した古代オークの胸当ては、素材を編み込み、複数の層にすることで動きやすさを損なわずに身を守ってくれる。そしてもちろん、その複雑な模様は見た目にも美しい!
手袋
想像できる通り、古代オークの戦闘用手袋は明らかに鍛冶師の保護用の篭手から進化したものである。ほぼ肘の近くまで覆う装甲は、分厚いながらも戦士にとって重要な動きやすさを損なわない素材で作られている。つまり、最高の手袋だ!
ベルト
古代オークのベルトは四角や長方形が鎖状に連なる作りで、大きな腹部のバックルには抽象的なクランの印が刻まれている。その他様々な当時のオークの装備と同様、見た目以上の頑丈さを誇る。
脚当て
古代オークの脚当ては、旧オーシマーの見事なブーツから自然に派生したものと考えられている。実際、一方がいつ生まれ、一方がいつ消えていったのか特定するのは難しい。これほどまでに見た目と機能を完璧に兼ね備え、オークらしさを漂わせるものは他にない。
ブーツ
古代オークの様式で作られた他の装備を見れば分かる通り、ブーツも飾り気がなく頑丈で、思いのほか美しい。愛らしい牙を除いて、引き締まったふくらはぎ以上にオーシマーを象徴するものがあるだろうか? 古代オークのブーツ以上にそれを保護し、誇示できるものがあるだろうか?
盾
古代オークの盾は凧型で、何層にも編み込んだ金属で高密度の硬材を補強している。しかも、程良い具合に。なぜなら、重すぎて動きが遅くなる盾は近接戦で役に立たないためである!
短剣
古代オークは、武器の大きさが重要だと心得ていたらしい! 短剣はショートソードほどの大きさがあり、刃は片刃で先端の下でわずかに湾曲している。殺傷能力も見た目も素晴らしい武器である!
剣
古代オークの剣は片刃の斧の刃に似た細身の形状で、2ヶ所で長い柄につながっており、先端の下がわずかに湾曲している。武器全体に施された幾何学的な織り合わせ模様により、息を飲む美しさが醸し出されている。
斧
古代オークの斧はシンプルな中に美しさを秘めている。曲がった巨大な刃には伝統的な幾何学的模様があしらわれており、実用的で殺傷能力に優れる。両手持ちの斧は、長い柄に2つの刃が付いている。この美しい武器が、姑息なダイアグナのアサシンの首をはねる瞬間が目に浮かばないだろうか?
戦棍
古代オークは鎧の作り方を心得ていた。そして、それを貫く武器の作り方さえも! 古代オークの戦棍は片側のスパイクで革や鎖帷子の鎧を貫き、逆側の重いフランジ付きヘッドで鎧の装甲を叩き潰す。そして何より、破壊力と同様に美しさもずば抜けている!
杖
魔法の彫刻家が生み出した奇跡と呼ぶにふさわしい古代オークの魔術師の杖は、先端部が金属で、オーシマーの恐ろしいソーサラーを模している。牙と角、まるで破壊の呪文を唱えているかのような半分開いた口。何とも威圧的ではないか!
弓
シンプルかつエレガントな古代オークの長弓は、他の何にも劣らない1つの長所がある。それは破壊力である! この弓は鍛冶場で鍛えられた分厚い筋肉を持つ者にふさわしい。凄まじい力で引けば、鋼の矢がオーク以外のどんな鎧でさえも貫いてしまう!
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