すべての次元の中で最も独創的な街のために働く以上の名誉はない。以下の指示に注意深く従えば、自分より大きなものに人生を捧げる者の仲間になれるだろう。
まずは金、青、銀の素材を集めること。金はファーグレイブの富を表す。宝物庫のゴールドは街のものであり、これを守らねばならない。青はファーグレイブの永遠の空の美しい輝きを表す。守護者はこれを守ることに誇りを持っている。銀は守護者同士を結び付け、すべてのファーグレイブの守護者たちと長く続く絆を生み出している。
兜
守護者たちは互いに区別されない。新しい守護者は必ず角を削り、個体をすべて除去しなければならない。それにより、すべての守護者が同じ鋭い角を持つ、画一化された集団として見えるようになる。
肩防具
肩当ての金属プレートを幅広にし、尖らせる。守護者はファーグレイブの重みをその肩に背負う。左右の肩プレートは腕から逸らすように湾曲させること。上向きの三日月は、街の暗がりでも見間違えようのないシルエットを生み出す。
胸当て
分厚い革で胸当てを作り、前面に青い布2本を交差させる。青い結び目は鎖として守護者の心臓に固定され、ファーグレイブがもたらすすべてのものを彼らに思い起こさせる。
手袋
小さな金属プレートを重ねて手の先端すべてを保護し、革の生地で手のひらを保護する。この神聖なる衣服の他の部分は快適さを犠牲にしているが、守護者の指は駆け回るバネキンの盗賊を捕まえられるほど器用でなければならない。
ベルト
青い布地を切り取って腰に巻く。これはすべての守護者が守るべき義務を思い起こさせる役目を果たす。巻いた布は守護者を固定し、ファーグレイブを脅かす者へ立ち向かうために必要な固い信念をもたらす。ベルトに装飾を付けてもよい。
脚当て
グリーヴの尖った部分を外側へ向けることは、ファーグレイブの住民を遠ざけるだけのつまらぬ威嚇である。むしろ先端を上、すなわち膝へ向けるようにせよ。よそ者を攻撃するのは気高いことだが、攻撃の主な目的はファーグレイブの維持にある。
ブーツ
足装備はファーグレイブ中で行われる動きすべての堅固な基礎となる。足装備は快適さを保証するものではない。金属を加工し、ブーツを作る時にはこの規則を忘れないように。快適さよりも、歩行の安定を重視せよ。
盾
必要ではあるものの、ファーグレイブの敵に対して盾を装備するのは名誉なことではない。そのため、青い布地は盾を腕に縛り付けるための紐帯として以外に用いてはならない。むしろ誇り高く立ち、死者が増えたところでこの街の精鋭部隊は倒れないことを知るべきだ。
短剣
この短剣は均整が取れているため、素早い一撃で鎧や鱗、皮や毛皮を貫通できる。ファーグレイブを訪れる者は様々な地域からやって来る。この短い刃は、この街を内部から滅ぼそうとする者に対する致命的な障害となる。
剣
剣は威圧的で素晴らしい武器であり、グラスプの迅速なる正義と、ストリクチャーの不動なる規則を宣言するものである。定命の商人は剣がもたらす運命を恐れるため、これでおとなしくさせられる。刃は黄金に保ち、磨いて光を放つようにせよ。そうすれば、見る者すべてに守護者の剣だと分かるだろう。
斧
斧の先端は半円形で、の柄に向かってギザギザの金属製の棘が伸びている。この形状は黄金の嵐の雲に似ている。これを使えばファーグレイブを脅かす者に降りかかる破壊の力は、稲妻の一撃のように激しく危険なものとなるだろう。
戦棍
戦棍の先端はファーグレイブの細密な石細工を思わせる。壁自体の力と重みが、守護者の攻撃を受けるたびに感じられるのだ。そのため、戦棍の中に街の壁の一部分を埋め込むことを忘れぬように。これが攻撃にファーグレイブの力を加える。
杖
すべての武器の中でも、最も濃い青の素材をこの杖の製作に用いよ。この武器はファーグレイブの敵を寄せ付けず、街から離れた場所に留めるだろう。杖は華麗かつ鋭利で、様々な状況で使える。以前この杖は倒れたバザールの露店を支え、商人が品物を吊り下げるのを助け、ばらけた本を突き刺して形を元通りにしたことがある。名誉と優雅さをもってこの杖を持つこと。
弓
弓に青い布地を巻き付け、胸当てと似た配色にすること。矢筒も同じようにせよ。どちらの道具も狙いの正確さを表している。これらを用いる者は誰も、決してストリクチャーへの献身の道を外れることはないからだ。
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