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クエスト

影のゆりかご

影のゆりかご
影のゆりかごには、レースの女公という名前しか知られぬ奇妙な存在が住んでいるという。闇のベールの影に何があるのかを知る者は、彼女の狂信的な信奉者だけだ。

物語内容

クエスト名「絹と影」

灰を隠す者と話す

ダンジョンの入口にいる、灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

止まりなさい! あなた誰?

名前は〈キャラクター名〉。ここで何があった?

灰を隠す者
灰を隠す者

虐殺よ。師のツァトバ・ランがこの遺跡を捜索していたはずだった。敵対するシルケンリングっていうアサシンどもを探してね。多分、彼は見つけたんだわ

この気の毒な連中は戦いに巻き込まれたんだと思う。でも… 何かがおかしい

何がおかしい?

灰を隠す者
灰を隠す者

ツァトバと副官のギール・マーがいなくなってる。そしてこの傷と足跡… まるで攻撃を察知できなかったみたい

ツァトバ・ランとギール・マーは捕まっているに違いないわ。あたしは彼らを助け出したいの。できれば生きたままでね

捜索を手伝えるだろう

灰を隠す者
灰を隠す者

協力は大歓迎よ。武器はしっかり握っておいてね。シャドウスケールを殺したのが誰であれ、何であれ、ゆりかごのどこかをうろついているわ

このツァトバ・ランについて教えてくれ

灰を隠す者
灰を隠す者

完璧なアサシンよ。魅力的で、無慈悲で、周到

正直にいうと、最後に話してから結構経つの。彼はシャドウスケールであたしの指導教官だった。でも、あたしが闇の一党に加わってからは音信不通よ。たまたまね

話していないなら、どうしてここの作戦について聞きつけた?

灰を隠す者
灰を隠す者

仕事柄、情報は常に集めるようにしてるの。あたしたちの世界は狭いのよ。仲間と敵の動静を把握しないアサシンは、長生きできないわ

シルケンリングとは何だ?

灰を隠す者
灰を隠す者

うーん。悪党や脱走兵の集まりよ。元闇の一党やモラグ・トング、シャドウスケールまでいる

最初はただの面汚しでしかなかったんだけど、今はかつての仲間をターゲットにしてる。有力な情報源を殺して… よっぽど戦いたいみたいね

指導者はいるのか?

灰を隠す者
灰を隠す者

2人いる。元モラグ・トングの工作員ドラノス・ヴェラドールと、謎の女主人ヴェリドレスよ。ヴェリドレスはレースの女公と呼ばれている。でもあたしが知る限り、シルケンリングの外で彼女を見た者はいないわ

彼女はここにいると思うか?

灰を隠す者
灰を隠す者

いても驚かない。シルケンリングは小さな拠点をいくつか持ってるけど、こんなものなかった

もしヴェリドレスがいるなら、見つけて、扉に頭を打ちつけてやるわ。暗殺ってのは結局見世物よ。知ってるでしょ?

シャドウスケールについて教えてくれないか?

灰を隠す者
灰を隠す者

あたし達はシシスの執行機関。影座に生まれた全てのアルゴニアンは、そこで隠密と殺人の訓練を受けるの

生まれた時から?

灰を隠す者
灰を隠す者

生まれた時、もしくはその直後からね。宗教的な教育、試練。それに、不愉快なほど樹液をなめさせられる。その後、慈悲深いことに一部の者は闇の一党に送られて、外でシシスに仕えるの

その言い方では、気に入っていないようだ

灰を隠す者
灰を隠す者

そうね

沼での生活は… なんというか「原始的」ね。話す価値のあるサクスリールはツァトバだけよ。彼は古い習慣の奴隷じゃなく、確固たる意志を持ってるわ。ブラック・マーシュではあまり見ないタイプね

影のゆりかごを探索する

シルケンリングを倒しながら探索を進めましょう。

シルケンリングのアサシン
シルケンリングのアサシン

愚か者め、こんなところに迷い込むとはね

奴らの血をレースの女公に捧げなさい!

侵入者め、愚かな!

シルケンリングに勝てると思っているの? ハッ!

愚か者め! 我々はメファーラに選ばれし者だ!

レースの女公に贈り物ができるぞ!

メファーラがお前の死をお望みだ!

中央の部屋まで探索を進めると、灰を隠す者が話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

この場所にはこれがお似合いね。よくやってくれたわ。伝言になるわよね?

門の上に落とし格子? 歓迎の絨毯を引いてくれるとは思わなかったけど、ちょっとやり過ぎね。ここから出るなら、別の出口を探さないと

ああ。レバーがあって、届かない。あるあるね。上に行く方法を探しましょ。門のどれかは開くはずよ。きっとね

あなたが進んでいる間、この部屋を確保しとくわ。早くしてね? 焦らされるのは嫌いなの

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

梯子を残すくらいの礼儀があってもいいと思うんだけど… おかしな蜘蛛の信者におもてなしを期待するもんじゃないわね

シセラを倒す

地下にある大蜘蛛の洞窟を探索しましょう。

大蜘蛛の洞窟は暗闇が広がっており、暗闇に留まっている間は持続ダメージと鈍足効果を受けます。

各所にあるかがり火を灯しながら探索を進めましょう。

探索を進めると、シセラが待ち構えています。

シセラと戦いましょう。

シセラ
シセラ

ごちそうよ! 吸い尽くしなさい!

ケフィダエンを倒す

探索を進めると、ケフィダエンが待ち構えています。

ケフィダエンと戦いましょう。

戦闘前のケフィダエンの発言

ケフィダエン
ケフィダエン

虫が網を切り裂いているようね。素敵だわ

戦闘中のケフィダエンの発言

ケフィダエン
ケフィダエン

消えなさい!

あるじはお前の苦しみを欲する!

お前は我があるじの子らの晩餐となる!

主よ、我が声を聞け!

彼女には光でさえも抗えない!

我があるじの網は夜。逃れる術はない!

全てを喰らう闇へようこそ!

夜の前に倒れよ!

夜のささやきを聞くがいい!

闇に抱かれて死ね!

戦闘後のケフィダエンの発言

ケフィダエン
ケフィダエン

女公よ、お許しを!

北門を開ける

大蜘蛛の洞窟を抜けると、中央の部屋の上部に到着します。

中央の部屋では、灰を隠す者とシルケンリングが戦っています。

灰を隠す者
灰を隠す者

分かったわ。レバーを押して!

レバーを使うと北門の扉が開き、灰を隠す者が話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

薄気味悪い奴らめ…

ごめんなさい。スパイダーキスには耐えられない。あなたが出てからすぐに襲ってきたの。きっと正しい道を進んでるわ

少なくとも、扉の一つは開いたわ。見て来て。あたしはお客さんがまた来た時に備えて、下がっておくわ

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

巣をすっかり引っかき回してしまったわね。ツァトバ・ランとギール・マーを助けるなら、迅速に行動しないと

ヴェリドレスの信奉者を倒す

探索を進めると、ヴェリドレスの信奉者が待ち構えています。

ヴェリドレスの信奉者を倒した後、灰を隠す者がやって来ます。

灰を隠す者
灰を隠す者

叫び声が聞こえたわ。ジャイアントスパイダー? いても不思議じゃないけど… 待って

あれはシルケンリングの指揮官よ。ドラノス・ヴェラドール。それから… 嘘よ… 嘘よ、嘘よ、嘘よ…!

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

終わったぞ、ヴェラドール。残りのシャドウスケールは片付いた

ドラノス・ヴェラドール
ドラノス・ヴェラドール

それは誤った認識だな。お前の部族の者が、さらに門を越えたようだぞ

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

灰を隠す者か。ここにいるのなら、他の連中のように死ぬだけだ。忠誠の証が見たいんだろ? 目に焼き付けろ、私の忠誠を

ギール・マー
ギール・マー

ツァトバ・ラン、一体何を…? お止めください!

嫌だ!

ドラノス・ヴェラドール
ドラノス・ヴェラドール

良くやってくれたな。鱗の友よ。お前は古い肌を脱ぎ捨てた。シルケンリングは兄弟として歓迎しよう。ヴェリドレスを探し、祝福を受け取るといい

中央の部屋まで戻ると、灰を隠す者が話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

あの卑怯者め。ギール・マーを自分のナイフで殺すことさえしなかったのね

あたしにはちょっと… 整理する時間が要るわ。いぶし肌のドラノスを倒して。その後で合流しましょう

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

誤解させてごめんなさい。本当にツァトバがさらわれたと思っていたの。愚かな感傷よね。二度とそんな過ちは犯さない。絶対に

どうやら…

灰を隠す者
灰を隠す者

張りつめてるかって? ええ。信じていた人が裏切り者の殺人者になったら、あなただってそうなるわ

では、彼を捕らえようと思うのか? もしくは…

灰を隠す者
灰を隠す者

「捕らえる」っていうのが「ぶち殺す」っていう意味なら間違ってないわ。そのつもりだから

彼は殻の親族を殺し、薄汚い蜘蛛の崇拝者に身を落とした。こんな冒涜は、看過できない

彼はおそらくこの先の部屋にいるだろう。一緒に行くか?

灰を隠す者
灰を隠す者

そうね、一緒に… いえ、やめておくわ。あたしは動揺してる。こんな状態で誰かを手にかけたことはない。時間を置きましょう。落ち着かないと。多角的に考える必要があるわ。でしょ?

分かった。ヴェラドールとの戦いに助言は?

灰を隠す者
灰を隠す者

刺されないようにすることとか? ごめんなさい。それ以上の助言はできそうにないわ

ドラノスとは関わったことがないの。知ってるのは噂だけ。彼は蜘蛛の毒を飲んで、殺した相手の肝臓を食べるそうよ。そして素早い。素早過ぎる。気をつけて

ドラノス・ヴェラドールを倒す

探索を進めると、ドラノス・ヴェラノールが待ち構えています。

ドラノス・ヴェラノールと戦いましょう。

戦闘中のドラノス・ヴェラノールの発言

ドラノス・ヴェラドール
ドラノス・ヴェラドール

守りを学んでいるといいんだが

逃げる場所も、隠れる場所もないぞ

主人を待たせる訳にはいかない

では踊ろうか?

囲んだと思っているのか? 可愛らしいことだ

一番弱いのは誰だろうな

遅すぎる

そろそろ片付けてやろう

外れだ!

さあ、お別れだ

長く苦むこともあるまい

次に死にたいのは誰だ?

戦闘後のドラノス・ヴェラノールの発言

ドラノス・ヴェラドール
ドラノス・ヴェラドール

女公はお前を弄ぶだろう… 殺してくれと泣き叫ぶことになるぞ

ドラノス・ヴェラドールを倒した後、灰を隠す者がやって来ます。

灰を隠す者
灰を隠す者

ツァトバは逝ったのね。クソ。ここにいるべきだった。あたしは… 気にしないで

夜母の慈悲にかけて、メファーラの澄まし顔はムカつくわ。ツァトバを… 仕事を片付けたら、こいつを壊すことを思い出させてね

奴は逃げてないわ。進んで。ヴェリドレスを見つけましょ

ヴェリドレスの巣を探す

ドラノス・ヴェラドールを倒した後、ヴェリドレスが話しかけてきます。

ヴェリドレス
ヴェリドレス

さて… ディナーの新しいお客様ね。私を待たせるものじゃないわ。お腹がペコペコなの!

メファーラの影の紡ぎ手を倒しながら探索を進めましょう。

メファーラの影の紡ぎ手
メファーラの影の紡ぎ手

ここは我々の領域だ!

メファーラよ! この者たちを捧げよう!

侵入者ね! 死んでもらうわよ!

ありがとう。お腹が減っていたのよ!

ようこそ、血袋め

逃げられないわよ。せいぜい苦しみなさい!

刈り取るにはちょうどいい

紡ぎ手に魂を捧げましょう!

探索を進めると、ツァトバ・ランが話しかけてきます。

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

私を追って来るとは愚かな。灰を隠す者を連れて、ここから出るといい。これが最後の親切だ。出て行け。出て行かねば、待っているのは死だ

探索を進めてレバーを引くと、ヴェリドレスが話しかけてきます。

ヴェリドレス
ヴェリドレス

ああ… 暖まって来たわね。あなたがツァトバ・ランほど賢くなくて残念。どれだけ素敵なしもべになったことか!

探索を進めると、ヴェリドレスが話しかけてきます。

ヴェリドレス
ヴェリドレス

うーん… まだ暖かい。急いだ方がいいわよ。ツァトバ・ランはこうしている間にも私の祝福を受け取っている。彼を倒すのは… 難しいでしょうね

探索を進めると、精霊の光を持って倒れている肉の精霊がいます。

精霊の光を取ると、影の牙が襲撃してきます。

灰を隠す者
灰を隠す者

まったく… うじゃうじゃいるわね! 数を減らして!

影の牙を倒した後、灰を隠す者が話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

やるじゃない。見えなかったのが信じられない。光は手放さない方が良さそうね?

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

ヴェリドレスは近いわ。感じるの。ツァトバもね

レースの女公は好きにしていい。でも、ツァトバ・ランはあたしにちょうだい

レースの女公ヴェリドレスを倒す

探索を進めると、ヴェリドレスが話しかけてきます。

ヴェリドレス
ヴェリドレス

ああ、熱い! 熱いわ! 焦らさないで、 冒険者さん。お腹がペコペコなの!

探索を進めると、レースの女公ヴェリドレスが待ち構えています。

ヴェリドレスと戦いましょう。

戦闘前のヴェリドレスの発言

ヴェリドレス
ヴェリドレス

どうしてもっと近くに来てくれないの?

食欲がないの? 私はお腹ペコペコよ!

戦闘中のヴェリドレスの発言

ヴェリドレス
ヴェリドレス

夕食の準備ができたわね!

メインコースの時間ね!

激しい遊びは大好きよ!

ふふふ… ゾクゾクしちゃう!

召し上がれ!

別々の時間が必要だと思うわ…

愚かなイタチね。闇に屈するがいい

イタチめ、おいでなさい! ヴェリドレスの元へ!

さあ、キスしなさい!

ああ… お腹空いた!

よくも! 動くんじゃないよ

あなた、すごく美味しそうね

おいでなさい、愛しい肉! ヴェリドレスの元へ!

闇を恐れないの?

細切れがお望み? それとも切り身?

刻んであげる!

少し痩せないとね

ああ、ああ、ああ! 隠れられないわよ!

肉に味付けをしないとね!

足元に気をつけなさい… 何かを落としたから

ハハハ! 次のコースに行きましょう!

死んだの? とても残念ね

あはは! のたうつのをやめなさい!

英雄を一人、きれいなひき肉に!

戦闘中の灰を隠す者の発言

灰を隠す者
灰を隠す者

ちょっと痛むわよ

シシスによろしくね

戦闘後のヴェリドレスの発言

ヴェリドレス
ヴェリドレス

そんな! メファーラよ、私は飢えている! 私は…

ヴェリドレスを倒した後、灰を隠す者とツァトバ・ランが話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

ツァトバ・ラン。面白いところで会ったわね

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

灰を隠す者か… よくここまで来たな。受け流す時に、右のかかとを引きずる癖は、直すよう教えたはずだがな

灰を隠す者
灰を隠す者

そうね、先生。でも、昔とは立場が逆みたい。さて、今日の授業は、裏切りの報酬についてよ

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

彼は昔からこうだったのか、あたしには見抜けなかったのかって思うことはある。そこまであたしの目は節穴だったのかってね。そう考えると落ち着かないわ

とにかくありがとう。ヴェリドレスがここまで危険だとは思ってなかった… あんなに横幅があるともね。あなたの助けがなければできなかったわ

それで、どうなる?

灰を隠す者
灰を隠す者

どうなる? シシスに祈りを捧げて、裏切り者を死者の川に送ってあげましょ。時間があれば色々とやれるけど、蜘蛛が近づいてきてる。頭をぶん殴ってやらないとね

とにかく、本当にありがとう

クエストを完了する。

クエストを完了した後、灰を隠す者とツァトバ・ランが話し始めます。

灰を隠す者
灰を隠す者

さあ、ツァトバ。樹液をなめる時間よ

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

そう急くな! 理由を知りたくはないのか?

灰を隠す者
灰を隠す者

どうでもいいわ

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

まあ、そう言うな。最後の授業をさせてくれ。教え子への、最後の優しさだと思ってな

灰を隠す者
灰を隠す者

いいわ。話して

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

お前が合理的なことは分かっている。真実を告げよう。お前は弱い。シャドウスケールは弱い。闇の一党は弱い。お前たちの伝統はただの偽りだ。それが分かるまで、長く掛かった。長く掛かり過ぎたのだ

灰を隠す者
灰を隠す者

だから、蜘蛛の信者の方がマシだとでも?

ツァトバ・ラン
ツァトバ・ラン

そうだ。シシスは全てを等しく扱う。お前は彼の名で殺すが、彼の性質を理解することはない。メファーラは理解している。すぐに、お前にも理解できるだろう。お前達すべてがな

灰を隠す者
灰を隠す者

彼女から聞きたいわね。さよなら、ツァトバ・ラン

シシスに、あたしがよろしく言ってたって伝えておいて

灰を隠す者はクロスボウでツァトバ・ランを仕留めます。

灰を隠す者と会話しましょう。

灰を隠す者
灰を隠す者

全くすごい日だったわね。今まで色んな相手を殺してきたけど、この記憶は簡単に消えないと思う

そうそう、時々はお友達を訪ねてあげてね。注意を払わないと、色々とまずくなる。本当よ

関連資料

ギール・マーの日記

こんなことが可能だとは思わなかったが、ツァトバ・ランは再びなぜ我々シャドウスケールが彼に倣わなければならないかを示している。彼は最も捉えにくい敵の痕跡を捉えた。シルケンリングは我々のことを熟知していて、激しさを増す攻撃に対処することはほとんど不可能だ。どうやってか、ツァトバ・ランは彼らのアジトを突き止めた。彼らを根絶したければ、発見したことに気付かれる前に素早く行動しなければならない。

シルケンリングに対する報復に際して、ツァトバ・ランから呼び出された。彼は攻撃して敵を粛正することを計画している。これだけ多くのシャドウスケールが一つの目的に向かうことは珍しい。このシシスのための虐殺に加わることは、自分の特権だと思われる。

これは簡単な仕事ではない。ツァトバ・ランは、シルケンリングの成功が彼らのアサシン技以外のものによる部分が大きいと打ち明けてくれた。彼らは類を見ないほど自らを強化してくれる力の誘惑により、闇の一党やモラグ・トングを見捨てて来たのだ。だから彼はこれだけ多くの仲間を連れて来て、私を側に置いたのだ。この脅威に対して、あらゆる分裂や分散は許されない。

今晩、我々は敵が拠点にする穴へ下りて行く。ツァトバ・ランはこの中に何があるかはほとんど分からないと認めているが、彼の背骨は自信と熱意に満ちている。私も敵の鼓動を感じられる。まるで我々の行進曲のようだ。静かになる前には早くなるだろうと思うとたまらない。シルケンリングを憐れみたくなるほどだ。

蜘蛛の糸に覆われた日記

ここのベールはもっとも厚い。我々と世界の間の境界はあらゆるものについて回り、闇に実態を与えている。光を寄せ付けず、冷気をもたらしている。心地が良い。

この洞窟は我々にとって理想的な環境だ。シルケンリングは駆け出しの連中を助けるために血を与えてくれた。偉大なる母の影で育ち、彼らは大きく強く育つだろう。我々が世界に解き放つ時まで。

私は真に紡ぎ手から祝福されている。私がベールに呼びかけると、私の意のままに動くようになった。私は自分の網を編んだ。それを通して私は我々の種族の動き、卵の鼓動、怯えた獲物の震えを知ることができる。レースの女公が私にこの領域を与えてくれたのは素晴らしい判断だった。

これは面白い。何かが今までに感じたことがないような形で、影の平穏を乱している。侵入者だ。彼らは罠を引き裂いているが、持ち応えられるだろうか。それとも、私の餌食になるだろうか? 答えが楽しみだ。

ドラノスの日記

元の仲間のため、私は憤怒を装った。どうしてシルケンリングが領域へ踏み込むのを傍観して許したのだ。我々の契約を盗み、密偵を殺されるような弱みを見せるとは。私は言葉で火をつけ、ナイフで燃料を提供した。連中が気付くことはなかった。怠けた、傲慢な愚か者め。

レースの女公は私の偽装を喜ばれている。モラグ・トングは影を追っているが、本当の脅威には全く気付くことがない。私は努力によって、シルケンリングに招かれるようになった。これにより、私はメファーラに単なる称賛を述べるだけでなく、自分の手で彼女に奉仕できるのだ。デイドラの祝福を受けることに比べれば、金の約束など何だろうか?

女公は私が紡ぎ手の祝福を受ける前に、最後に一つのことを求めた。献身の捧げ物。メファーラに似合う犠牲だ。他の愚か者は急いで飛び出し、彼女の名の下にナイフを振るう。私は違う。これには慎重さが必要だ。自己紹介は完璧でなくてはならない。

私は絆を求めたことはない。どうして自分の心を縛って、敵が利用できる武器を与えるのだ? しかし、それでも私がこうした拘束を甘受し、錠を閉じられたことはあった。ニリとのことだ。おそらく、今度は私が絆を提供するべきだろう。

ニリは私の前進に備えていなかった。それも不思議ではない。私は自分の意志を明らかにしていた。私は彼女に変心を疑わせる時間を与えなかった。彼女はまだ私を愛していたからだ。ニリの疑いは私の手によって消え失せ、彼女はメファーラの網へと自ら落ちて行った。

私は夜の度にニリへ嘘を吹き込んだ。モラグ・トングについて疑いを植え付けた。彼らの許可なく動くべきだと説得した。私は今晩、彼女をシルケンリングに導く。きっと完璧になるだろう。

短剣が彼女の心臓を貫いた時の、ニリの顔は素晴らしかった。最後に苦しむ瞬間に、隠していた感情が全て現れたかのようだった。レースの女公は私の犠牲に大きな感銘を受け、私は彼女の目に留まった。当然だ。

さあ、影のゆりかごに行こう。メファーラの真の力を味わうために。私の献身への報酬はきっと素晴らしいだろう。

これは正しい行動だった。今までになく確信している。あらゆる疑いは、レースの女公と会った時に消え失せた。彼女が与えてくれた力は、モロウウィンドの愚か者が想像もできないようなものだ。多くの利点は、定命の者の枷を捨て、より高次の目的を受け入れることによってもたらされた。官僚主義と偽神への借りによって堕落する前に、モラグ・トングは本来こうなるべきだったのだ。

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