書籍

銀のチャイム

ナカ・デシュ族の歌う代弁者、ギーム・シャー著

多くの肌の乾いた者たちが私たちにコスリンギ殺害の罪を着せる。彼らは顔をゆがませ、「人殺し」「陰謀」「妖術」といった乾いた言葉を私たちに浴びせかける。長い季節が過ぎ去った今でさえ、人々はサクスリールが呪文でナハテン風邪を呼び起こしたと信じている。彼らがその目から憎しみを引きはがし、私が子供だった頃に目を向けてくれればいいのだが。その当時、根の民と銀の肌の部族は共に手を取り合って歩んでいた。泥、良き食料、そして陽気な踊りで結ばれていたのだ。

私には銀の肌の者たちの思い出が沢山ある。定命の目を閉じると、今でもかまどから出したてのクーサのヒール・スネイルケバブの匂いを嗅ぐことができる。ダシルの腰でぶつかり合って音を立てる、錫のチャイムの歌が聞こえる。ハドゥクの根の泡が喉を滑り降り、腹を温めるのが感じられる。だが、何よりもよく思い出すのが音楽だ。キラキラと輝く終わりのない曲の数々。何よりもあれらの曲を懐かしく思う。

私たちサクスリールには、単純なものからあまり単純とは言えないものまで数多くの楽器がある。だがコスリンギはさらに多くの楽器を使っていた。実際、卵の姉妹と私はコスリンギの手にかかればどんなものでも楽器になってしまうことについて冗談を言い合っていたほどだ。彼らの木のカッターは空洞のある丸太をワマス大の太鼓に変える。彼らはクリフストライダーから腱を抜いて、低い音でブンブン音を立てる弓状のハープを作る。だが、彼らが最も愛した楽器はチャイムだ。

根の民とは異なり、コスリンギは金属に対して嫌悪感を抱いていなかった。彼らが服を着ることはほとんどなかったが、細くより合わせた縄に付けた金属片を身に着け、歩くたびにカチャカチャと音を鳴らしていた。コスリンギの金属使いであるビーラーは、よく錫と銅の塊を大きな炉に流し入れて熱し、その後取り出してあるべき形になるまで、石の槌を使ってねじり、成形していた。金属の棒が冷めたら木の大枝に吊るし、曲を見定めるためにそれぞれの棒を調子よく叩く。ビーラーは金属が出すあらゆる音を意のままにしようとして、このチャイムを何百も作った。

ヌシュミーコのある暖かい晩、彼は饗宴のために部族を村に呼び集めた。彼らがなぜ饗宴をしたのかは分からないが、私たちは気にしなかった。饗宴の終わりが近づくと、見事なイトスギの木の周りに集まって彼の家族が演奏するチャイムを聴いた。8人のコスリンギ、彼の妻、叔父、5人の息子がまるで足元のしっかりしたツリーフロッグのように根元から飛び上がり、演奏用のバチでチャイムを叩いた。チャイムから生じる音は、まるで穏やかな雷鳴の子供のように響いた。私たちは心が松明のように明るく燃えるのを感じ、銀の肌の者の多くが喜びの涙を流した。

私たちがコスリンギを殺したと肌の乾いた人々が言うのを聞くと、私はあのヌシュミーコでの晩のことを考える。私が子供の頃に見聞きしたもののことを聞いたら、あれほど美しいものを破壊するヒストの子など誰もいないということが彼らにも分かるだろう。

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