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クエスト

血の再会

前日談クエスト

グリーンシェイドのサイドクエスト「霧と影」も前日談クエストです。

クエスト提供者

クエスト提供者居場所
イベントクエスト:血の再会クラウンストア(無料)
スレイヤーのメモイベント交換所
メル・アドリス西スカイリム

クエスト手順

  1. 以下のいずれかの方法でクエストを受注する(前日談)
    • クラウンストアにある「イベントクエスト:血の再会」を購入する(無料)
    • 各都市のイベント交換所の近くに貼られている「スレイヤーのメモ」を読む
  2. メル・アドリスと話す
  3. グレイホストの儀式の地を調べる
  4. グレイホストの儀式を中断させる
    • 以下のいずれかの場所に行き、吸血の彫像に火をつける
      • 西スカイリムのレンドラン遺跡
      • 西スカイリムのストームホークの祭壇
      • リーチのフロルダンの環
  5. メル・アドリスと話す
  6. グレイホストの勇者を倒す
    • 西スカイリムかリーチの洞窟かパブリックダンジョンのボスを倒す
  7. メル・アドリスのところへ戻る
  8. メル・アドリスと話す
  9. 喪心の嵐を妨害する
  10. メル・アドリスと話す
  11. 蒼白の虫の巣に到達する
  12. 吸血の力の痕跡を追う
  13. 蒼白の虫、ニラス・アドリスを倒す
  14. 彼のキャンプでメル・アドリスと話す

クエスト報酬

  • 経験値(中)
  • ゴールド(中)
  • グレイホストの略奪箱

物語内容

スレイヤーのメモを読む

各都市のイベント交換所に貼られている「スレイヤーのメモ」を読みましょう。

スレイヤーのメモ

寄生虫どもが西スカイリムで目覚めた。

強靭な体と鋭い剣を持つ者たちよ。私の狩りに加われ。

カースウォッチ北東の私のキャンプまで来い。力を合わせて、闇に立ち向かおう。

―メル・アドリス

メル・アドリスと話す

西スカイリムのカースウォッチの北東にいるメル・アドリスと会話しましょう。

初めてメル・アドリスと会う場合

メル・アドリス
メル・アドリス

私は祈りを済ませてしまいたい。戦いで敵とまみえる前に、霊魂を清めておかなくてはならない

我が剣で敵の数は減った。だが、私は闇に立ち向かうただの魂にすぎないのだ

以前にメル・アドリスと会った事がある場合

メル・アドリス
メル・アドリス

ああ、また会ったな。たまには味方の姿を見るのもいいものだ

最近訪ねてきた連中は、私の血を味わおうとしてきたからな

ここで何をしている?

メル・アドリス
メル・アドリス

狩りに来た。グレイホストがこの地を乗っ取ったと聞いてな

過去からの寄生虫の軍勢だ。ドレッグでさえももう少し気骨はあったような気がする。しかし、真の狩人は危険を前に縮こまったりしないはず

グレイホストと戦っているのか?

メル・アドリス
メル・アドリス

ホストの末裔を追ってるんだ。ある吸血鬼を特に探してる。こちらの用が済んだら、全員灰になってもらう

狩りに加わるか? 危なかったことも何度かある。有能な冒険者の助けは拒まないよ

わかった。吸血鬼を狩ろう

メル・アドリス
メル・アドリス

あそこにある地図はよく把握しておけ。不注意な旅人が闇の儀式に利用され、血を抜き取られたという噂を聞いてる

ちゃんと場所に印をつけておくんだ。そうしたら… 狩りの始まりだ

つまり、特に追っている吸血鬼がいるのか?

メル・アドリス
メル・アドリス

どの吸血鬼も後に血痕と悲しみを残す。中にはそれが突出して多い者もいるんだ

西スカイリムの奥深くに棲む獣がいる。必ず見つけ出し、太陽の清浄なる光の中へ引き出して、苦しみに悶えさせてやる

個人的な感情からの狩りに聞こえる

メル・アドリス
メル・アドリス

全ての狩りは個人的なものだ。だが、そうだな。この追跡が終われば、我が魂には深い満足がもたらされるだろう

初めてメル・アドリスと会う場合

済まないが、誰だ?

メル・アドリス
メル・アドリス

メル・アドリス。吸血鬼ハンターと呼ぶ者もいる。モラグ・バルの呪われた血統を消し去ろうとしてる… 一人残らずな

数え切れぬほどの悪鬼が我が剣のもとに倒れ、灰と化した。私の息があるうちは奴らも生きた心地がしないだろう

なぜ吸血鬼狩りに人生を捧げている?

メル・アドリス
メル・アドリス

周囲を見ろ。あの怪物どもを野放しにしたら、タムリエル全土が血塗られた地になりかねん

吸血鬼は恐怖を武器として使う。その武器が自分に向けられた時の気持ちを、奴らに教えてやるつもりだ

キャラクターが吸血鬼な場合

ここにも吸血鬼がいるが

メル・アドリス
メル・アドリス

ああ、見ればわかる。いつかは戦うことになるかもしれない

だが、お前の冒険の話はよく耳にする。それに近頃は、自分の渇望を飼い慣らせる者もいるらしいと知人から聞いてる。この先どうなるかは、様子を見よう

以前にメル・アドリスと会った事がある場合

元気だったか、メル?

メル・アドリス
メル・アドリス

まあ… 元気だ。前に分かれた後、私はタムリエルのあらゆる場所を旅して回った

定命ゆえに休まねばならず、いつも獲物に先手を取られてしまう。それでも、最善を尽くしてる

吸血鬼の中にはそう悪くない者もいる

メル・アドリス
メル・アドリス

確かにそうかもしれない。より血に飢えた同胞と敵対するクランの噂を聞いたことがある

とは言え… 吸血鬼の慈悲を当てにしないほうがいい。奴らは信用できない

キャラクターが吸血鬼ではない場合

吸血鬼を味方として受け入れるのか?

メル・アドリス
メル・アドリス

そうだな。あの悪鬼どものことがわかってきた。中には… 特に初期には、渇望を制御しようとする者もいる。だが遅かれ早かれ、凶暴な性質を抑えきれなくなる

血への熱狂は病だ。私はそれを癒す薬なのだ

キャラクターが吸血鬼な場合

信用してくれないのか、メル?

メル・アドリス
メル・アドリス

お前は共闘する中で価値を証明した。しかも私の邪悪との聖戦には、味方が不足してる

いずれにせよ、安心してくれ。万が一吸血の衝動を抑えられなくなったら、悲しみながら私が首を落としてやるよ

吸血鬼の獲物」を完了している場合

ゴールドコーストでザラル・ドーを倒してから、どうしていた?

メル・アドリス
メル・アドリス

ザラル・ドー… ああ、ロータ洞窟の吸血鬼の王か。剣を浄化したあと、モロウウィンドのアッシュランドへ帰った。父が死んで、先人の墓地へ向かったからな

父をネクロムへ送るまで、長くかかった

それは気の毒に

メル・アドリス
メル・アドリス

同情は要らない。私が幸せな子供時代を過ごしたように見えるか?

父は暴君だった。死んでも私には何の影響もない。面倒な仕事とテルヴァンニの土地を抜けていく長旅以外にはな

キャンプにある「グレイホストの儀式の地」を調べると、メル・アドリスが話し始めます。

メル・アドリス
メル・アドリス

我々の攻撃は奴らの不意を突くだろう。お前は一方の儀式の地を襲い、私がもう一つをやる。この過酷な仕事が終わったら合流するとしよう

グレイホストの儀式を中断させる

地図に記された場所に行くと、吸血の彫像に繋がれている儀式の犠牲者がいます。

吸血の彫像からは蒼白の虫の声が聞こえます。

蒼白の虫
蒼白の虫

俺の食事を眺めていろ。一族の血で、俺はこれまでよりはるかに強くなる

儀式の犠牲者
儀式の犠牲者

頼む、もう無理だ! 蒼白の虫を、食事で窒息させてくれ!

吸血の彫像に火をつけると、儀式の犠牲者は彫像から解放されますが息絶えます。

蒼白の虫
蒼白の虫

残念だな。こいつはうまそうだったのに。まあ仕方ない

その後、メル・アドリスがやって来ます。

メル・アドリス
メル・アドリス

お前も私も悲劇に遭遇したようだな。さあ、話をしよう

メル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

また会ったな。彼らを救えなかったのは残念だ。しかし、グレイホストに対する勝利は常に代償を伴うものだ

状況は同じようだな。大丈夫か?

メル・アドリス
メル・アドリス

儀式の地を特定し、密かに接近した。ただ待機しながら観察するつもりだった

そしたら、奴らは男の子を連れてきた。次の儀式の… フォーカスとして。集団と戦いながらその子を助けるのは大変だった。休憩が要る

死ぬ前に、儀式の犠牲者は吸血鬼を蒼白の虫と呼んでいた

メル・アドリス
メル・アドリス

ああ… そうだな。つまり我々は獣のすぐ近くにいるわけだ。いいぞ。私はキャンプへ戻る。怪我の治療も、さらなる調査もできる

お前は作戦を続行してくれ。一瞬たりともあの不死の怪物どもを再集結させるな

何をしてほしい?

メル・アドリス
メル・アドリス

何人かの有力なヒルの王どもが、今も西スカイリムとリーチのダンジョンや夜に覆い隠された洞窟で幅を利かせてる

奴らを見つけたら、剣を構えて攻撃しろ! 選ぶ獲物は強ければ強いほどいい

やっておこう、メル

会話を終えると、メル・アドリスは去っていきます。

メル・アドリス
メル・アドリス

終わったら私のキャンプまで会いに来てくれ。うまくやれよ

グレイホストの勇者を倒す

西スカイリムかリーチの洞窟かパブリックダンジョンのボスを倒した後、メル・アドリスのキャンプに戻りましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

お前に死のオーラを感じたぞ。狩りのほうはうまく行ったようだな

メル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

私の情報源によると、グレイホストの間で定命の狩人の噂が飛び交ってるそうだ。上から下まで怯えてると

よくやったぞ。お前は奴らに恐怖を届けた

頼まれた通りにした

メル・アドリス
メル・アドリス

素晴らしい。お前のおかげで休養を取って回復し、獲物を調査できた

残念ながら、この地域を悩ませた喪心の嵐が奴の存在を覆い隠してしまった。何であれ、次回は協力して取り組まねばならんな

計画は?

メル・アドリス
メル・アドリス

喪心の嵐は信じがたい力を持つ死霊術の大嵐だ。土地の生命を根こそぎにして、我が獲物の残した痕跡の追跡を極めて… 困難にする

私が狙うヒルを探すなら、破壊せねばならん。共にな

準備はできた

メル・アドリス
メル・アドリス

お前の勇気は鋼と無知が混合してるが、心強い。尊重しよう

嵐を見つけてくれ。あとで合流する。おそらく最後には、我が刃の渇きも癒されるだろう

向こうで会おう、メル

メル・アドリス
メル・アドリス

喪心の嵐の場所を突き止め、攻撃を開始しろ。私も戦いに加わる。奴らが気を取られてる隙に、側面へ回れ

いい狩りを

蒼白の虫を追っているんだな?

メル・アドリス
メル・アドリス

まだそいつについては話す準備ができていない。今のところ、私は作戦に対して大きな代償を支払ってる

ほとんどの場合、代償を支払うのはかまわない。だが、高すぎるように感じるときもある。私でさえな

喪心の嵐を妨害する

西スカイリムかリーチの喪心の嵐を妨害しましょう。

喪心の嵐が出現すると、メル・アドリスが戦闘に参加します。

メル・アドリス
メル・アドリス
  • 燃え尽きるがいい、怪物め!
  • 裁いてやる!

喪心の嵐を妨害した後、メル・アドリスが話し始めます。

メル・アドリス
メル・アドリス

よくやった。準備ができたらキャンプで合流するぞ

キャンプに戻ってメル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

喪心の嵐が晴れたことで、私の狩りも終わりに近づいた。蒼白の虫の場所を占った。お前が儀式の地で見かけた吸血鬼の王だ

お前もすでに推測済みだと思うが、その虫を追跡するために私はスカイリムまで来たのだ

話をしてくれ、メル。その権利はあるはずだ

メル・アドリス
メル・アドリス

いいだろう。では、無精者向けの冒険小説のような質問をしよう。たっぷり時間をかけるか? かいつまんで話すか?

  • 長い方を頼む
  • 短い方を頼む

「長い方を頼む」を選択した場合

メル・アドリス
メル・アドリス

私は取るに足らぬ家の出だ。デシャーンの村のとある下級貴族。戦士ギルドにいるいとこのようなものさ

私たちの遺産はその程度だ。時の海のさざ波だ

印象に残りやすいからな、メル

メル・アドリス
メル・アドリス

まあ… 実際、私の活動は名誉あるアドリス家にとって汚点なんだ。私はできる限り敬意をもって距離を保とうとした

不運にも、甥のニラスが私の探求に気づいた。ヴェロスよ、許したまえ。彼は私と同じ道を歩むことを選んだ

うまくいかなかったんだな?

メル・アドリス
メル・アドリス

そのとおり。数年前に彼は奴らの餌食となった。私は彼を追跡し、終わらせてやろうとした。だが、もう何年も手掛かりがつかめない

やがて知らせがあった。ニラスの持つ闇の知識が… 変化した。転移したんだ

蒼白の虫になったのか

メル・アドリス
メル・アドリス

そうだ。ほら、彼が一番最近食事をしたのが地図に印をつけた場所だ。そこで会おう

ありがとう。虫が灰になったとき、わずかながら我が心の痛みも癒されるだろう

そこで会おう、メル

「短い方を頼む」を選択した場合

メル・アドリス
メル・アドリス

蒼白の虫は我が甥だ。生きていたときはニラス・アドリスという名だった。彼は我が姉妹にとって人生の光だった。そして今、汚れてしまった彼という存在は灰と燃え殻になって終わる。他の多くの者と同じように

地図に印をつけてやる。終わらせよう

そこで会おう、メル

もう一度、メル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

来るべき戦いに備えねば。行け。虫の巣で会おう

蒼白の虫の巣に到達する

地図に記された所に行くと、メル・アドリスが待っています。

メル・アドリス
メル・アドリス

ハンター。虫が最近食事をした場所はここだ。簡単な付呪で、奴の巣の入口までたどり着けるだろう

来い。こっちだ

ここだ。痕跡は地下に通じてる。私が道を開こう。準備しておけ、ハンター

メル・アドリスは蒼白の虫の巣に繋がるポータルを開きます。

蒼白の虫の巣に入った後、メル・アドリスに着いていきましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

奴は近いぞ。ついてこい!

探索を進めると、ポータルで逃走しようとしている蒼白の虫を発見します。

メル・アドリス
メル・アドリス

奴は逃さん。こっちだ!

メル・アドリスは炎魔法を蒼白の虫に放って逃走を阻止します。

メル・アドリス
メル・アドリス

ニラス、やめろ! これ以上お前に魂を奪わせない

蒼白の虫
蒼白の虫

おお… メル叔父か。一族の恥だな。血を浴びるのを楽しみにしているぞ

蒼白の虫は吸血鬼の王の姿に変身します。

メル・アドリス
メル・アドリス

すまない、ニラス。私は一度お前を失望させた。二度はない。ハンター、来い!

蒼白の虫と戦いましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

それが全力か? 私が近づいただけで逃げるのも当然だな!

メル・アドリス
メル・アドリス

この時のために用意したものがある。時間を稼いでくれ!

蒼白の虫
蒼白の虫

俺の食事を眺めていろ。一族の血で、俺はこれまでよりはるかに強くなる

蒼白の虫
蒼白の虫

希望は失われた。絶望を味わうがいい

蒼白の虫
蒼白の虫

意地を張るだけ無駄だ。お前の血はもらう!

蒼白の虫を倒した後、メル・アドリスが話し始めます。

メル・アドリス
メル・アドリス

終わったな。感謝する。奴の遺体は散らしておく。キャンプで会おう

キャンプに戻ってメル・アドリスと話す

キャンプに戻ってメル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

ニラスは死んだ。蒼白の虫は灰となった。ここでの冒険は終わった

以前はいいチームだった

メル・アドリス
メル・アドリス

そうかもしれない。仲間と仕事をすることには慣れてないが、お前がいてくれたおかげで、この邪悪な地を渡る暗い旅路も… 少しは楽になった

ありがとう

これからどうする、メル?

メル・アドリス
メル・アドリス

家族に説明しないとな。灰と曇った空の故郷に戻るよ。私の報告が役に立つかもしれない

ニラスが片付いたという知らせを聞けば、自分が引き起こした苦しみも和らぐ

そしてスカイリムもより安全になった

メル・アドリス
メル・アドリス

今のところはな。しかし蒼白の虫は滅亡したが、常に新たな吸血鬼がその座につく。そういうものだ

そして悪が再び影の中から現れる時は、我が刃がそれを出迎えるだろう

クエストを完了する。

もう一度、メル・アドリスと会話しましょう。

メル・アドリス
メル・アドリス

ヴェロスの加護があらんことを。お前ほど腕の立つ協力者はそう簡単に見つからん。これほどの逸材を失うのは惜しいからな

お前とはいつの日かまた会う予感がする

関連書籍

メル・アドリスの日記

この地域に入ってまだ短い時間しか経っていないが、すでにスカイリムもリーチもその面影がなくなっている。この病気に対する私の戦いの中でも、これほどの規模の吸血症の浸食は見たことがない。後に役立つことがあるかもしれないので、私の観察をここに記録しておく。自分のためか、私が力尽きた後、戦いを続ける者のために。

1日目
我が獲物の捜索が始まった。喪心の嵐の闇の力が奴をこの地域に惹きつけたに違いない。警戒を怠らぬようにせねばならない。まるであらゆる岩や木陰にあの血に飢えた者が隠れているかのように感じる。危険は承知だが、奴を逃すわけにはいかない。それだけの借りがある。

4日目
最初、グレイホストと名乗ったのは単なる虚栄心だと思っていた。この血に飢えた連中がヴァーカースの群れの恐るべき評判に比肩しうるはずはないと考えたのだ。私は間違っていた。むしろ、過去の脅威を上回るほどだ。圧倒されるのを避けるため、戦略に多少の変更を加える必要に迫られた。恐れてはいない。むしろ望むところだ。獲物に狩られる狩人は、恐怖の味を思い出す。それにより力を限界まで引き出し、感覚を研ぎ澄ませられる。

7日目
この仕事には大変な労力を要する。毎晩落ち着く余裕はなく、現実と想像の悪夢に共に苛まれている。私は狩れる時に狩り、止むを得ない時には眠る。この狩りは軍事作戦のようになった。責任の重さに耐えなければならない。

12日目
グレイホストがまたしても新たな戦略、新たな残虐行為を見せてきた。私はある避難民の集団を追跡していた。群れへ加わりに来た雛たちだと思っていたのだ。彼らは道の脇で泣いている若い女に出くわした。私は剣に手をやり、女を救おうと突進していったが、その途中ではっと立ち止まった。青ざめた顔の子供たちが影の中から姿を現したのだ。孤児の少女とその仲間は避難民たちを惨殺し、その赤い目を私に向けた。やるべきことをやらざるをえなかった。

15日目
疲労が私を捉えつつあるのだろう。タムリエルで最速のガーゴイルに出会ったのか、それとも私の動きが鈍くなっているのか。どちらが真実か、わかるような気がする。私の治癒の技で事足りるはずだ。しかしあれより一瞬でも遅かったら、この文章は片手で書くことになっていた。躊躇はしたが、支援の要請を送った。狩りに決着をつけるため、プライドは脇に置かなければ。これからの仕事には相棒が必要になりそうだ。

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