
第二帝国の時代、帝国の最高顧問ヴェルシデュ・シャイエが、最も恐れられた犯罪者や政治犯を投獄できる僻地の監獄を作りたがった時、彼はブラック・マーシュの沿岸に建設を命じた。以前は北に1日の距離にあった古代都市の名を取って、そこはブラックローズ監獄と呼ばれた。
前日談


私は驚きに目を見開く。なぜお前はブラックローズ監獄に来た?

旅をしているだけだ。ここで何をしている?

勇気を出して、デッドウォーター村に足を引きずって帰ろうとした。でも動けない。望みはこの足のように砕けてしまった

何が起きた?

恐ろしく不名誉なことに、ブラックガードに捕まった。奴らは身代金を得るつもりだったが、部族は拒否した
それで奴らの試練を受けて立った。熾烈な戦いが何度も繰り返された

どうやって生き延びた?

足は砕けている。速やかに死に、名誉ある戦士の最期を遂げられるよう待っていた
その代わりに釈放されたんだ。負傷して恥をかきながら村に戻るのは不名誉なことだと連中は知っているからな
クエスト提供者
クエスト提供者 | 居場所 |
---|---|
エリルセル | マークマイアにあるブラックローズ監獄(アリーナ) |
クエスト手順
クエスト名「黒の試練」
- エリルセルと話す
- 放棄された構内に入る
- 放棄された構内で生き残る(ステージ1)🆚魔闘士エノディウス
- 獣の広間に入る
- 獣の広間で生き残る(ステージ2)🆚獣を馴らす者
- 吸血鬼の囲いに入る
- 吸血鬼の囲いで生き残る(ステージ3)🆚レディ・ミナラ
- 悲劇の食堂に入る
- 悲劇の食堂で生き残る(ステージ4)🆚魔闘士エノディウス & 獣を馴らす者 & レディ・ミナラ
- ドラキーの檻に入る
- ドラキーの檻で生き残る(ステージ5)🆚解き放たれしドラキー
- エリルセルと話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
物語内容
ブラックローズ監獄の入口にいるエリンヒルと会話しましょう。


ねえ、あなた本当にブラックガードのように私を攻撃しないのね。あなたって英雄みたい。それも、困っている哀れな娘を助けたがるような英雄

ブラックガードの仲間ではない

本当に? それなら、あなたに手を貸してもらいたいことがあるの!
私のボス、闇を探す者があいつらに捕えられてしまって… なんとかして救出したいんだけど、一人でブラックローズ監獄に潜入するなんて、私にはできないわ

では、何を考えている?

ブラックガードのリーダーであるドラキーと取引をしたの。連中の試練に成功したら、解放してくれるって。でも残念ながら、私が得意なのは戦闘じゃなくて隠密行動よ
でもあなたは違う! あなたは十分に戦える力があるわ。助けてくれないかしら?

ブラックガードの試練に挑み、上司を助けよう

助けてくれるのね。とてもうれしいわ!
ブラックローズ監獄の試練は笑い事じゃないの。あらゆる種類の敵と、次々に戦うことを強いられる。入念に準備をしておいて!

この場所について教えてくれないか?

ブラックローズはかつて帝国の監獄だった。100年近く前に放棄されたのよ
その時、最初のブラックガードがここを占拠したの。彼らは全員元囚人で、監獄を自分たちの非合法活動の拠点として使ったのよ

試練とは何だ?

試練はブラックガードの娯楽であり、敵対する者への罰でもある。各アリーナは力のある戦士によって支配されているの
あなたの最初の相手は魔闘士エノディウス。比類なき火の魔術で知られるインペリアルよ

ブラックガードはインペリアルを憎んでいないのか?

最初はそうだったかもしれないけど、最近ではあらゆる種族がいるの。ドラキーは100年前の恨みに固執するより、力を集めることに関心があるようね

闇を探す者はどうして捕まった?

盗賊ギルドがマークマイアでの仕事をくれた時、すぐに変だと思ったわ。探す者は… 緊張していたの。恐れていたと言っていいわね
そして、ここに来て数日でブラックガードが彼をさらったのよ。私たちがマーシュで眠っている間にね。卑怯だわ

どうやって逃げ出した?

簡単よ。ブラックガードは私に関心がなかったの。追いかけてもこなかった。だから影の中に潜んで、ここまで追ってきたの
見回りの1人が、私が監獄を偵察しているのに気づいたのよ。その時、ドラキーが近づいてきた

その時に取引したのか

そうよ。私が連中の試練を切り抜ければ、探す者は解放されることになっているわ
冗談なんじゃないかって半分疑っているわ。私は錠前を外して財宝を盗むことは簡単にできるけど、恐ろしい戦士たちと連戦して打ち勝つなんてできない
ステージ開始時の解き放たれしドラキーの発言

- 最初のアリーナで、挑戦者はどれだけ持つかな!
- 挑戦者は魔闘士エノディウスを倒せるか? さあ見てみよう!
魔闘士エノディウスを倒した時の発言

武器を収めて! 降参する
獣の広間の入口にいるエリンセルと会話しましょう。

完全勝利ね! この調子でいけば、すぐに探す者を自由にできるはずよ
さあ、次のアリーナは獣の広間と呼ばれているわ。いい、くれぐれも用心してね? 獣を馴らす者は、様々な切り札を隠し持っているらしいわ

「獣の広間」について何か教えてくれないか?

いいわよ。あなたが最初の試合で戦っていた時、何とか偵察できたの
ブル・ネッチが2体いるわ。友好的とは言えなかった。そいつらには近づかないことね。アリーナのチャンピオンだけに集中して

チャンピオンについて教えてくれ

私が聞いたところ、獣を慣らす者は、文字どおり自然に根ざした魔法を使うみたいね。地面から根を産み出して縛り上げることもできるし、獣の群れを意のままに動かすこともできる
倒し甲斐のある相手よ!

危険そうだ。支援できるか?

無理でしょうね。私は戦いより謎解きが得意なのよ
でもあなたが戦っている間に、なぜブラックガードが闇を探す者を狙ったのか調べてみるわ。情報は常に優位を保つ鍵よ! 闇を探す者が、いつもそう言っているわ
ステージ開始時の解き放たれしドラキーの発言

- 獣を馴らす者が、コレクションを披露する!
- 挑戦者は獣にどう立ち向かうかな!
獣を馴らす者を倒した時の発言

挑戦者よ、お前の勝ちだ。降参する
吸血鬼の囲いの入口にいるエリンセルと会話しましょう。

あなたは本当に驚かせてくれるわね。聞いた限りでは、こんなに早く獣の広間を突破した人はいなかったらしいわよ!
次は吸血鬼の囲いよ。話すだけでも首筋が寒くなるわね

「吸血鬼の囲い」?

ブラックガードがどうやって吸血鬼と親密になったのかはわからないけど、お似合いだわ
チャンピオンはレディ・ミナラと名乗っているようね。でも、何がレディなのかさっぱりわからない

彼女は何をしてくる?

彼女は死霊術師のようね。噂では、敵に呪いをかけスケルトンを召喚する。不気味なことを色々やってくるわ
用心して臨めば大丈夫よ。多分ね

闇を探す者について、何か新しいことはわかったか?

残念ながら、いい話はないわ。ここにいる全員が、彼を裏切り者だとみなしているようね
彼らの仕事を失敗したの? 盗賊ギルドは、雇い主が誰であってもあまり気にしない。ブラックガードが復讐を望んでいた理由は、それかもしれないわね

彼は何かをブラックガードから盗もうとして失敗したのか?

確信はないわ。闇を探す者の過去について、詳しくは知らない。自分のことはあまり話さなかったの。可愛がっていた見習いにもね
私は引き続き情報を集めるわ。あなたは試練のことだけ考えていて
ステージ開始時の解き放たれしドラキーの発言

- 挑戦者は炎と獣に勝利した! だがアンデッドにはどうかな?
- 挑戦者は、麗しきレディ・ミナラに立ち向かえるかな?
レディ・ミナラを倒した時の発言

異教徒め! いいわよ、降参するわ
獣の広間の入口にいるエリンセルと会話しましょう。

次のアリーナについて聞き込んだけど、本当にうんざりするわ。最初の3つのアリーナのチャンピオン全員と戦うの。同時によ!
ブラックガードのやり方が汚いのは知っていたけど、これはやり過ぎよ

次の試合で気にすべきことは?

戦いの中で学んだことを忘れないで。そしてそのすべてを活用するの。しかも同時にね。そんなところでしょう
悪いけど、ちょっとイライラしているのよ。ここまで弄ばれるなんて!

なるほど。闇を探す者について何かわかったか?

ああ、ええと… 私の印象では、闇を探す者はおそらく… ブラックガードの一員だった…?
つまり、よくわからないの! 一員だったとしても、何年も前に去ったことは確かよ

では、闇を探す者はブラックガードを抜けたのか?

おそらくそうでしょうね。それなら、なぜブラックガードがあれほど必死に彼を狙っていたのか説明がつくわ
今は試練に集中して。アリーナは、あと2つよ!
ステージ開始時の解き放たれしドラキーの発言

- 燃える炎! 荒れ狂う獣! 悪しきアンデッド! 挑戦者は全員を相手にできるか?
- 挑戦者は我らがチャンピオンに勝利した。だが、全員を一度に相手できるか?
獣の広間の入口にいるエリンセルと会話しましょう。

さあ、グランドフィナーレよ。あなたの叙事詩の最終章。解き放たれしドラキーと戦って、今度こそ闇を探す者の自由を勝ち取るの!

ドラキーについて教えてくれ

私が聞いたのは、ドラキーはシシスの熱心な信者ってことよ。自分の魔力はその信仰から得たと言っているみたい
彼は恐怖の父を通じて、死と闇と空間を操っている! そんなところね

では、シシスはドラキーに死者を制御させているのか?

ドラキーはそう主張しているわ。問題はドラキーを倒すために、まずアンデッドの群れを突破する必要があるってこと
このシシスに関する何もかもが、心底おかしく思えてくるわ

どうやって?

闇を探す者から、シシスのことを少しだけ教えてもらったの。その力のほとんどは… 自然のものよ。死霊術を付与するような神ではないわ
ドラキーは自分を過大評価しているだけでしょうね。見ろ、私にはシシスがついている! ってね。くだらない

わかった。他に何かわかったことは?

新しい情報はないけど、気になっていることがあるの
もしブラックガードが復讐を望んだのなら、なぜ闇を探す者にこの試練を受けさせず、私に彼を助けさせようとしたのかしら?

弟子を危険に晒すことで、罰を与えようとしたのだろう

罰を与える? そんな… いや、そうかもしれないわね
私がこの試練を生き延びられるはずがなかった。闇を探す者を害するために、私を痛めつけようとしたのね。何て卑怯な連中なの!
ステージ開始時の解き放たれしドラキーの発言

- ついに挑戦者が私、解き放たれしドラキーと対戦する!
- ついに挑戦者が最後のアリーナに上がる! しかし、私の力に対抗できるかな?
解き放たれしドラキーとの戦闘中の発言

- 虚無が私の力となる!
- 混沌、死、破壊! すべては私が支配する!
解き放たれしドラキーを倒した後、エリンセルと闇を探す者が話し始めます。

闇を探す者! 大丈夫なの?

ようやく来たか。待ちくたびれたぞ、エリルセル

当然よ! 黄昏の淑女はいつでも勝利をもたらすわ!
エリンセルと会話しましょう。

やったわね! もちろん、黄昏の淑女が自分で選んだ仲間だもの。期待していたわ

黄昏の淑女?

私のことよ! ええと、偉大な盗賊になったら、そう呼ばれることになるのよ
もちろん、あなたへの感謝の気持ちはちゃんとお礼として表すわ! 本当にありがとう。どこから手に入れたかは気にしないで。正確に言えば、誰から手に入れたかはね

クエストを完了する。

次は、もっと楽しい機会に会いたいわ
今は闇を探す者と話して。彼はあなたに対する感謝であふれているはずよ
闇を探す者と会話しましょう。


有能な奴がやっと来てくれた。何という幸運だ

なぜブラックガードに狙われた?

簡単な話だ。俺はかつてブラックガードの一員で、今は違うからだ
しかし、違法な活動がほとんどはそうである様に、俺が辞めるには死ぬか逃げるかしかなかった。もちろん逃げるほうを選んだ。ドラキーは俺の決断が気に入らなかったようだがな

なぜブラックガードにいた?

若くて、愚かだったからだ。力を欲し、違法な手段を使って力を得ることにためらいがなかった。もちろん、盗賊ギルドで出世してるから、今でもためらいはない
しかし、冷酷に命を奪うことには抵抗があった

そんな危険があるなら、なぜマークマイアに戻った?

マークマイアでの仕事は断った。俺の代わりにエリルセルが受けた。何が起きたかを知った時には、もう断ることができなかった
どうやら、俺は忠実な見習いと同じくらい馬鹿らしい

救出を喜んでいないように見える

エリルセルがお前の偉業について、もうベラベラ喋ってきたからな
正直なところ、誇りに思うべきだ。この件が終わったら、彼女は執筆中の本で、お前だけに捧げた章を書くだろう

執筆中の本?

「黄昏の淑女の冒険」とか、そんな感じの奴だ。本の話になったら止まらない。文を読み上げてくれるくらいだ
もちろん、頼んだわけじゃない。だがエリルセルが何かを始めたら、止めるのは難しい
関連書籍
ウェイレストの放浪者、ティリリャ・レン著
悪名高いブラックローズの街から名前を取ったブラックローズ監獄は、1日で建てられたと言われている。そんな話が誇張なのか驚くべき真実なのかは、誰もわからない。しかし1つ確かなのは、最高顧問ヴェルシデュ・シャイエが監獄の建設を命じ、ペラディル・ディレニが忠実に、もしくは自慢げに石の精霊の集団を召喚して働かせ、その命令を遂行したということだ。
街に隣接して建てられたと考えられることが多いが、実際に監獄がある場所は街から南へ1日進み、沼の危険が及びながらも岸から到達可能な場所だ。この孤立した場所は、囚人が逃げないようにするため特に選ばれた。地元の民以外で危険なマークマイアを横断できた者はわずかしかおらず、脱獄者のように装備の乏しい者ならなおさらだ。
ブラックローズ監獄へ送られた帝国の囚人は、凶悪犯や政治犯ばかりだった。その時の権力者が二度と見たくないと考えた人間やエルフが送られた場所だったのだ。そのため、監獄の職員は好きなように振る舞った。囚人が受けた残虐で残酷な行為は、誰に聞いても大変ひどいものだ。
その都合の良い立地のせいで、帝国の権力と衝突したマークマイアの民も皆、ブラックローズ監獄送りになった。特にナガは、帝国の圧政に対する反抗的な姿勢から、そこへ送られる傾向があった。他の囚人にもナガは軽蔑された。それは彼らの攻撃的な文化と、目立つ外見からくるものだった可能性が高い。ナガの囚人数が増え、この地域における帝国の権力が衰えたことから大規模な暴動につながって、結果的にブラックローズ監獄が放置されることになったと考えられている。
放置されてから数年後、監獄は解放しようとした囚人自身によって乗っ取られた。かつて彼らを拘束した場所を奪い、自分たちの故郷を危険にさらしたインペリアルの撲滅を誓った。彼らはブラックガードと名乗り、自分たちだけに忠誠を誓った。
この主張は周囲の部族から歓迎されず、彼らはそうした価値観が自分たちの文化の根幹に反するものだと考えた。私が話したアルゴニアンは、この件について次のように語った。「ブラックガードは石のような心と不快な腹を持っていて、石の巣の中で変化から隠れている。彼らは後ろを見るばかりで、前を見ない。だから部族は彼らを支持しないのだ。そして今では、盗賊とほとんど変わらない」
確かに元の理想がどれほど高潔なものだったとしても、今のブラックガードはマークマイアで最大の犯罪組織として知られている。ここ10年で、彼らは非アルゴニアンのメンバーも組織に入れ始め、その中には彼らがかつて激しく戦ったインペリアルも含まれる。
残念ながら、ブラックローズ監獄の現在の様子については、ブラックガードによる危険が存在するために記述できない。訪問すれば豊かな歴史が見られるので、残念な事態ではある。
私の祖父はまさにこの壁の中で鎖につながれていた。彼は私よりも毒舌だったが、彼の心は同じ憎悪で満ちていた。故郷から連れ去られ、インペリアルは彼を自分たちの意志に従わせようとした。ナガ戦士の曲げられない精神を曲げることを。
彼らは失敗した。侮辱するたびに彼の決意は強くなった。鞭を使うたびに彼のかぎ爪は鋭くなった。つながれた鎖は彼を強くするだけだった。彼は卵の兄弟を集め、心に戦士の歌を歌った。共にブラックローズ監獄を、鎖で縛った帝国のクズどもから奪った。
しかし他の部族がその戦士の歌を聴いた時、彼らは恐怖で萎縮した。祖父の心の中にある憎悪を見て、彼が毒されていると考えた。彼らは怒りを忘れるように、帝国の罪を忘れるように言った。ヒストの葉の下でもう一度踊るように、地平線を憧れのまなざしで見つめるだけで満足するようにと。
私の祖父は、それが愚かなことだと考えた。彼は新しい部族の族長、ラジカールになっていた。自分たちを迫害した者たちの道具を利用した。肌の乾いた者の監獄を取り戻して自分の砦にし、彼らの武器を自分の力にし、彼らの鎧を自分の保護に使った。そうして、かつて彼らを拘束していた鎖を振り回し、ブラックガードは生まれた。
あまりにも長い間、私たちは卵の兄弟だけを仲間にして戦った。優秀な戦士ではあるが、数が少ない。私たちの力には限りがあり、活動範囲はちっぽけで、虫のように影をはい回らざるを得なかった。ただの盗賊に成り下がっていた。邪魔な存在なだけだった。
私は変化をもたらすのが賢明だと悟った。数を増やし、影響力を拡大するには、仲間が必要だった。肌の乾いた者が組織に入ることを許し、彼らを私たちの力にするのだ。そうしてブラックガードは大嵐のように、打ち寄せる波のように大きくなった。
しかし目の曇った者たちは、身内を疑った。私の指導力に疑問を持ち、昔のやり方に目がくらんでいた。怒りに満ちた声で叫び、それはどんどん大きくなった。私は彼らを落ち着いて観察した。シシスが、変化は常に混乱につながり、同様に混乱は血につながると教えてくれた通りだった。
そうして私の試練は生まれた。私の決断を疑う者は、仲間である肌の乾いた者の戦闘能力を試す機会を与えられた。そのような挑戦に成功した、数少ない者たちはどうなるのか? 彼らは私の相手をする。彼らが疑問視しているのは私の命令で、指導者としての強さだったのだから。
私の前にいたシシスのように、私は破壊と創造を両方行い、疑う者を始末し、従う者を強くした。そうして、ブラックガードは復活した。
誰かが私たちから逃げることはあまりない。ブラックガードに存在するのは、忠誠と死だ。そのため、誰かが私たちの手から抜け落ちる時、私は忘れない傾向にある。
その男は闇を探す者と名乗っているが、私はピマクシ・タイードと言う名を知っている。かつて奴は卵の兄弟であり、戦士であり、ブラックガードだった。今では盗賊の巣に隠れている。なぜマークマイアに戻ることにしたのか、私には分からない。だが、何としてでも後悔させてやる。
奴を私の試練で戦わせるように計画した。目の前で奴がぼろぼろになって死ぬのを見るのは面白そうだ。しかし斥候の話で、奴の仲間が私の砦をうろついているのが目撃されたと聞いた時、私にはどうすべきか分かっていた。
ピマクシ・タイードがゆっくりと苦しみながら死ぬのを見れば満足感が得られるだろうが、奴とそのウッドエルフには絆があるに違いない。ならば、その心を殺してやろう。明らかに大切な存在であるその者の死を自分が引き起こしたのだと悟って、目に不幸がわき上がる様子を見るのだ。
殺すのは後でもいい。今は、手紙を書いてウッドエルフに選択肢を与えよう。報復を遂行するのはそれからだ。
後日談


ブラックローズはもう遠いわ。さあ、私達の任務を終わらせましょう!

死にかけた体験から回復するため、ちょっと休むのもいいかもしれないな…

休む? 回復する? あなたは我々の世代で最高の盗賊になるたそがれの淑女を指導してるのよ! 休んでいる暇は無いわ

お前と一緒にいてまだ一日も経っていないが、囚われの日々がもう懐かしく思えてきた
物語補足
戦闘中の発言

- お前の挑戦はまだ終わっていない!
- ここまでは生き延びられたかもしれないが、最強の相手はこれからだ!
- さあ、真の難関だ! 我々のチャンピオンの出番だ!
- さあ、ブラックガードの精鋭に立ち向かってもらおう!
- さあブラックガード! 反撃しろ!
- そうだ、挑戦者! 戦え!
- ちゃんと見ておけ、クーダ! 何かの教訓になるかも知れない
- ついに、チャンピオンの登場だ!
- ついに! 最後の戦いだ!
- どうやら、挑戦者は無力ではないようだ!
- もっと戦いたいか? いいだろう!
- やっと見る価値のある戦いになった!
- やっと戦いが面白くなってきた!
- ようやく、挑戦者の反撃だ!
- ようやく、見る価値のある戦いになった!
- ブラックガードの真髄を見せてやれ!
- ブラックガードの荒々しさを思い知れ!
- 見ろ! ブラックガードの力を!
- 次の戦いで終わりになるか? 見てみよう!
- 注意しろよ、挑戦者!
- 素早く正確に攻撃しろ、ブラックガード!
- 安心するのは早いぞ、挑戦者よ! 戦いはまだ終わっていない
- 何をしているブラックガード? 立て直せ!
- 挑戦者は戦い足りないようだ!
- 挑戦者のいい一撃だ!
- 戦いはこれで最後だ!
- 見事なものだ! だが、次はチャンピオンだぞ!
- 素晴らしい! しかし、チャンピオンと対等に戦えるかな?

- それがブラックガードの戦い方よ!
- ブラックガードの力を見せてやって!
- ブラックガード! 立ち上がって反撃よ!
- ブラックガード、立て直して!
- 後ろに気をつけて、ブラックガード!
- 血が見たいの!
- 奴らを倒して!
- 切り裂け! 内臓をぶちまけて!
- 流血させてやるのよ、ブラックガード!

- いやな風が挑戦者に向けて吹いているようだな
- このクーダのあがきを見ろ。哀れだな
- その弱々しいヒレでは、そう持ちこたえられまい
- やっと動きがあった
- やっと獲物が抵抗しだしたか
- カハハハ! この背骨のない弱虫は、決して勝てやしない
- 挑戦者はこれで勝つつもりなのか?

- ああ… 血の香りがここまで… 誘惑に負けちゃいそう…
- あら、挑戦者はあくまで抵抗するのね?
- いいわ! ゾクゾクする!
- この挑戦者は、本当に戦えるみたいね。胸が躍るわ
- なかなか賢い一撃だったわね!
- ダメよ! もっと早く動かないとダメ!
- ブラボー、挑戦者! ブラボー!
- 素敵な一撃! もうコーフン!
- 挑戦者の流血を見て。たまらないわ
ステージ終了時の解き放たれしドラキーの発言

- あらゆる期待に反して、挑戦者が勝利した!
- 挑戦者が勝ったぞ!
- 挑戦者の鮮やかな勝利だ!
- 試練の新たな勝者が誕生した!
- 不利と思われたが、新しい勝者が誕生した!
- 見事な戦いだった! 勝者を称えよう!
- そして、この血の戦いに終止符が打たれる!
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