物語内容
謙虚なザハムと話す
ステッチズにいる、謙虚なザハムと会話しましょう。
歩き手よ、なかなかの風貌だな。そのような素晴らしき姿は、ステッチズじゃ危険と隣り合わせだ。実際のところ、エルスウェア各地で危ない目に遭う
この者の話を聞け。どうすれば安全に通行できるか教えてやろう
強奪の獲物か?
そう、その通り。お前のその歩き方だ。プライドとゴールドに満ちて、どしどしと歩いている
重厚な足取りだよ。この謙虚なザハムのように姿勢を低くして、注意を引かないようにしないと痛い目に遭う。望むと望まざるとにかかわらずな
自分の身は守れる
そうだろうな! それが嘘つき猫に路上で出会うことを恐れる理由だ。盗賊の神は富を盗むことよりプライドを盗むことを喜ぶ
まずはラジーンの友になるため、供物の1つでも手に入れることだな。3つでもいいが
分かった。どんな供物ならラジーンが喜ぶ?
巡礼はここから始めろ。〈ゴイターのがぶ飲み〉の台帳を持ってな。リンメンの偶像は聖堂にふさわしい。ヴァレンウッド門にいる商人の、上等な絹もいいだろう
ラジーンについて詳しく聞きたい
ラジーンの名を聞いたことがない? それはラジーンがお前の耳から彼の名を盗んだからだ。よく聞いとけよ。まあ、これ以上盗まれないよう祈ることだな!
嘘つき猫はカジートの中で最も賢い。我々は賢い種族なんだ。彼にまつわる物語は砂よりも多い
そこまで人気なのか?
ラジーンは素早く、艶やかで、弁が立つ。憧れない理由なんてあるか? だがこの者は秘密を教えてやろう。ラジーンが誰より愛される神であるのは、いつも恵まれているわけではないからだ
どういうことだ?
ラジーンはかつてカジートだった。ずっと大きくて注目されてはいたが、この者と同じさ。だがすこぶる腕のいい盗賊で、神でさえ手が届かなかった
神格を盗んだ者の物語を聞いたカジートは、彼の後に続くことを熱望するのさ
言われた品を盗めばいいのか
そんな仕事はやってられんと思ってるのか? ああ、ラジーンの行いを見下して怒りを買うんじゃない。彼はきっとお前をからかって、その愚行を千の物語に付け加えるぞ!
ずる賢さは気高い芸術だ。彼に続け!
しかし、違法なことに変わりはないのだろう?
許可されていたら、それは盗みじゃない。だが違法という理由だけで、畏敬の対象にならない訳じゃない。他者を傷つけるなと法で決まっていたら、剣闘士を称えないことになるのか?
そして、賢い盗賊を褒め称えるアリーナはどこにもない
こうした品を盗むと、なぜラジーンが喜ぶ?
偶像と服はラジーンを祀る聖堂への供物にふさわしいだろう? だが、お前はなぜこの品に限定しているのか、そう、他の品でも良いんじゃないかと思っているな。それはな、こうした品は、ラジーンが盗みを認めた品だからなんだ!
それはなぜだ?
ラジーンの艶やかな影にかけて! お前はラジーンに匹敵する腕で、人生の瞬間を盗むんだな! わびしい富で耐えられるような、商人や司祭や盗品商に会ったことがあるか? そういった追いはぎの神だっていないぞ!
もちろん、この者は別だがな
ラジーンへの供物を盗む
北エルスウェアの各地に赴き、ラジーンへの供物を盗みましょう。
各供物は以下の場所にあります。
- 〈ゴイターのがぶ飲み〉の台帳 ➔ ステッチズの〈ゴイターのがぶ飲み〉の貯蔵庫
- ウッドエルフのシルクの服 ➔ ヴァレンウッド門
- 黄金の猫の偶像 ➔ リンメンのフェジリの家
謙虚なザハムに報告する
3つの供物を手に入れた後、ステッチズにいる謙虚なザハムと会話しましょう。
歩き手よ、なかなか目立つな。そのような… なんだ、またお前か。聖なる任務は進んでいるか?
頼まれた供物を手に入れた
つまり、盗賊の王がお前を見守っているということだ! どれどれ… ああ、これがいい。よしよし、よーし。ラジーンへの立派な供物だ
山分けの際は自分も入れて数えるようにな。でないとラジーンに愚か者と思われる。優れた盗賊は、いつも自分の分け前を取るものだ
クエストを完了する。
クエスト報酬
- 経験値(中)
- ゴールド(中)
- 盗賊神のパンツ
物語補足
謙虚なザハムにラジーンについて聞く
クエストを完了した後、謙虚なザハムと会話するとラジーンについての話を聞けます。
しかし会話を進めるたびにゴールドを請求されます。
泥棒スキルか盗賊ギルドスキルを習得している場合、追加の選択肢が発生します。
艶やかな影の名の元に、祝福を与えん! 富と名声をつかむのだ!
では、司祭か何かなのか?
ラジーンは神なのか? 神には自分の行いを言葉にして、広めてくれる代弁者はいないのか? この者はよりふさわしい主人に仕える、謙虚なしもべでしかない
祝福などもできるのか?
もちろんだ! この者に神の耳を曲げるような聖堂は必要ない。少し献金をもらえれば、喜んでお前のためにラジーンの引き立てを求めてやろう。それとも説教が聞きたいかな? 信仰の対象も提供できるぞ
- 祝福がいい[69ゴールド譲渡]
- 説教を聞きたい[347ゴールド譲渡]
祝福がいい[69ゴールド譲渡]
盗賊の王よ! あなたの信者の一人が願います! この者にあなたの艶やかさを、ほんの少しだけ分けてください
おお、お前には生き生きとした輝きがある! 勇ましきダサルゾに匹敵するような姿だな!
- より良い盗賊になれるものが欲しい[347ゴールド譲渡]
- もっと目立つものだと思っていた
より良い盗賊になれるものが欲しい[347ゴールド譲渡]
ラジーン! あなたの信者が、高貴な模範を追いかけようとしています。多くの影の一つを貸し与えてください、灼熱の砂漠の太陽の下でも、日陰の中にいられるように!
よし。おそらくお前は盗賊の神の保護する翼の元で、既に涼しく感じているに違いない
- もっと目立つものだと思っていた
- いる間に、説教はできるか?[347ゴールド譲渡]
もっと目立つものだと思っていた
はっ! 愚かだな。ラジーンは隠密の聖人だぞ。彼の存在に気づけるのは、彼が望んだ時だけだ。しかし、ラジーンはいつもそこにいる。見えない影として
ザハムを信じろ。お前は盗賊の神のお気に入りだ!
分かった。ここにいる間に、説教も頼めるか?[347ゴールド譲渡]
もっと近くに来い。そうすればこの者が、ラジーンの物語で楽しませてやろう
遠い昔、新月の夜、闇がとても濃く、影がオブリビオンまで伸びた。その夜に思い切って立ち向かう者は誰もいなかったが、ある狡猾な盗賊だけは例外だった。彼は糸の上を歩くことにした
いる間に、説教はできるか?[347ゴールド譲渡]
もっと近くに来い。そうすればこの者が、ラジーンの物語で楽しませてやろう
遠い昔、新月の夜、闇がとても濃く、影がオブリビオンまで伸びた。その夜に思い切って立ち向かう者は誰もいなかったが、ある狡猾な盗賊だけは例外だった。彼は糸の上を歩くことにした
もっと目立つものだと思っていた
はっ! 愚かだな。ラジーンは隠密の聖人だぞ。彼の存在に気づけるのは、彼が望んだ時だけだ。しかし、ラジーンはいつもそこにいる。見えない影として
ザハムを信じろ。お前は盗賊の神のお気に入りだ!
分かった。ここにいる間に、説教も頼めるか?[347ゴールド譲渡]
もっと近くに来い。そうすればこの者が、ラジーンの物語で楽しませてやろう
遠い昔、新月の夜、闇がとても濃く、影がオブリビオンまで伸びた。その夜に思い切って立ち向かう者は誰もいなかったが、ある狡猾な盗賊だけは例外だった。彼は糸の上を歩くことにした
説教を聞きたい[347ゴールド譲渡]
もっと近くに来い。そうすればこの者が、ラジーンの物語で楽しませてやろう
遠い昔、新月の夜、闇がとても濃く、影がオブリビオンまで伸びた。その夜に思い切って立ち向かう者は誰もいなかったが、ある狡猾な盗賊だけは例外だった。彼は糸の上を歩くことにした
オブリビオン?[69ゴールド譲渡]
その通り。この夜、糸は月のラティスを越えて星のかすかな輝きへ盗賊を導いた。ただし踊る光は星でなく、紡いだ銀の領域に囚われた黄昏だった。その中で、艶やかな声が話し合っていた
- デイドラ?[69ゴールド譲渡]
- [ごまかす]いや、寄らなくてもいい。聞こえる
- 待て。何かを感じたような気がする
デイドラ?[69ゴールド譲渡]
影を纏った3人のデイドラ公が、それぞれ夜の支配権を主張していた。盗賊は光が捕まっていない蜘蛛の巣の上を歩きながら近づき、議論に耳を傾けた。賢い盗賊は、気づかれないよう這い回りながら、計画を立てた
彼は何をした?[69ゴールド譲渡]
[ごまかす]いや、寄らなくてもいい。聞こえる
ああ、だが物語は語るに長く、この者の喉は砂漠のせいでカラカラだ。この者が声に負担をかけないようにそっと話しても、文句はないだろう
[盗賊ギルド]最後まで話せば、詐欺については何も言わないぞ
秘密を守れば、秘密が得られる。悪くない
さて、どこまで話したかな?
盗賊は計画を立てた
待て。何かを感じたような気がする
いや? この者は何も見なかった。だがこの渓谷の風はいたずらだからな
さて、どこまで話した?
盗賊は計画を立てた[69ゴールド譲渡]
盗賊は待った。忍耐強く。静かに。デイドラ公たちが輪になって話していることを、できる限り聞いた。それから、その時が来た。彼は影から踏み出して、自らこう宣言したのだ
「この者は誰よりも夜を知っています。選ぶ名誉をお与えください」
賢い行動には思えない[69ゴールド譲渡]
確かに危険だ。2人のデイドラ公は冷たい目で盗賊を見た。しかしこの銀の網の紡ぎ手は、腹を空かせて彼を見下ろしていた
「調子のいい奴ね。でも、蜘蛛の巣にやかましく入ってくるのは愚かよ」
- そこからどうやって逃れた?[69ゴールド譲渡]
- その時に何かを感じたな。ポケットに手を突っ込んだか?
そこからどうやって逃れた?[69ゴールド譲渡]
盗賊が彼女の使徒の一人であることを理解し、アズラはマファラの手を止めた
「自分で認めたように、この者は誰よりもよく夜を知っている。これ以上の適任者はいない。それとも、真実を受け止められないのですか?」
その時に何かを感じたな。ポケットに手を突っ込んだか?
俺か? いやいや。この者にラジーンのお気に入りになれるような腕はない。だがもし何かが足りないとしたら、彼の物語を邪魔したために不興を買ったのかもしれない
また何かをなくすといけない。話を続けるのが一番だ!
- 分かった。マファラは盗賊をどうした?[69ゴールド譲渡]
- [盗賊ギルド]こちらにもギルドへ伝える話があるな。ゴールドをかき集める説教師の話だ
分かった。マファラは盗賊をどうした?[69ゴールド譲渡]
盗賊が彼女の使徒の一人であることを理解し、アズラはマファラの手を止めた
「自分で認めたように、この者は誰よりもよく夜を知っている。これ以上の適任者はいない。それとも、真実を受け止められないのですか?」
[盗賊ギルド]こちらにもギルドへ伝える話があるな。ゴールドをかき集める説教師の話だ
秘密を守れば、秘密が得られる。悪くない
さて、どこまで話したかな?
マファラは盗賊を食べようとしただろう
盗賊が彼女の使徒の一人であることを理解し、アズラはマファラの手を止めた
「自分で認めたように、この者は誰よりもよく夜を知っている。これ以上の適任者はいない。それとも、真実を受け止められないのですか?」
- 彼女は同意したのか?[69ゴールド譲渡]
3人のデイドラ公全員が、盗賊が最もよく夜を愛する者であると賛成した。そして、それぞれが自分こそ最も良い選択であるという理由を彼に話した。全て語り尽くされたとき、盗賊には答えが分かった
彼は誰を選んだ?[69ゴールド譲渡]
マファラは危険ではあるが虚栄心が強いと分かった盗賊は、彼女に近づき、大げさなお世辞を次々と述べた
「この恋人を大切な者に導くのは夜そのものです。そうすれば彼は口づけを盗むことができるのです」そして盗賊は夜を抱きしめた
ラジーンはデイドラ公にキスをしたのか?[69ゴールド譲渡]
それ以上のこともだ! 盗賊はその手をマファラへ巧みに這わせ、愛の言葉をささやき、とうとうその指が強く目を引いた物に触れた。彼女の8番目の腕の指に嵌められた指輪だ
指輪を盗んだのか?[69ゴールド譲渡]
全く気づかれることなく、彼女の指から指輪を滑らせて抜いた。まるで愛撫のように軽やかに。そして指輪を自分の指に嵌めた。その盗賊が消えると、嘘つき猫ラジーンの伝説が生まれたのだ
物語をありがとう。他のことも頼みたい
信者に対し、この謙虚なラジーンの使徒は他に何をすればいいかな?
後日談
盗品商人の謙虚なザハムを訪ねる
後日ステッチズを訪ねると、〈ゴイターのがぶ飲み〉の近くに謙虚なザハムがいます。
謙虚なザハムは衣装が変わっており、話しかけると盗品商の店を利用できます。
- ますます活躍しているようだな、歩き手。だが、くれぐれもラジーンへのお礼は忘れないでいてくれよ
- ああ~! これはこれは、またお目にかかれるとは光栄の極み! またラジーンへの供物を捧げに来たのか?
それはラジーンのために盗んだローブか?
その通り。驚いたか? 追いはぎの王が高みから降りて供物を着るわけがないだろう。確かによい品だが、ラジーンに物は必要ない。盗みそのものに価値がある
しかし、謙虚なザハムには服が必要だ
つまり、自分のために盗ませたんだな
五つ爪よ、それは違う。この者を信頼しすぎだ! この者は高価な供物を示しただけだ。するとどうだ! お前の行いにより、ラジーンの謙虚なしもべは聖堂を作ろうとしている。これ以上ないほどの彼への賞賛といえるだろう?
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