クエスト名「時からの剥離」
クエスト提供者
クエスト提供者 | 居場所 |
---|---|
サレシア | バル・サナー(ストンフォールの東部) |
クエスト手順
- サレシアと話す
- 時の歪みの源を探す
- 🆚コヴァン・ジリョンを倒す
- サレシアが時の歪みを封じ込めるのを見る
- バル・サナーを探索する
- 時の歪みを探す
- 🆚歪められたロクサを倒す
- サレシアが時の歪みを封じ込めるのを見る
- 時の歪みを見つける
- 🆚ルラディ・テルヴァンニ女族長を倒す
- サレシアと話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 未鑑定のバル・サナーの装備
後日談クエスト
物語内容
サレシアと話す
バル・サナーの入口から少し進むと、テルヴァンニの太陽魔術師とサレシアが扉越しに話し始めます。
他の者たちに知らせろ。災厄が戻ってきた!
私を入れなさい、馬鹿ども!
テルヴァンニの太陽魔術師は立ち去っていきます。
サレシアと会話しましょう。
サイジックのスキルラインを解放していない場合
どうしてわからないの? 彼らはどんな危険に陥っているか、理解するべきよ
あなたは… 前に会った? いや、それなら覚えている。でもあのダークエルフたちは私たちを知っていた。災厄と呼ばれたでしょう。恐れていたことが起きたようね
恐れ? なぜ彼らに我々がわかった?
時の歪みがバル・サナーを浸食しているの。私は歪みが因果律に影響を及ぼす前に原因を探したかった。でも遅かったわ。このテルヴァンニたちは、なぜかもう私たちに出会っている。出来事の順序が狂っているのよ
でも、彼らはなぜ私たちを災厄と呼んだの?
計画を教えてくれるか?
中に入って歪みの源を封じる。でも、あいつらはテルヴァンニ。秘密を守ることに関しては抜け目のない連中よ
力を貸して欲しい。もちろん、報酬は払うわ。それに奴らがもう私たちを知っているってことは、私たちが協力することはすでに決まっているのよ
サイジックのスキルラインを解放している場合
ああ、よかった。あなたのことは聞いている。サイジックの仲間はとても助かる。でも会うのは初めてね。それなのに、あのダークエルフたちは私たちを知っていた。災厄と呼んでいたわ
中に入らないといけない
なぜ彼らに我々がわかった?
あなたにはわかる? 私はバル・サナーの時の流れに渦を感じる。私はその源を探すためここに来た。ああいうものは因果律に影響を及ぼす
あのテルヴァンニたちが私たちにもう出会っていたとしたら、手遅れね
これからどうする?
私は歪みの源を探して止める。でもテルヴァンニは抵抗するでしょう。同じモンクとして助けてくれるなら感謝するわ。手間に見合うお礼はする
それに奴らは私たちを知っている。私たちが協力することはすでに決まっているのよ
バル・サナーの時の歪みの調査に協力しよう
バル・サナーに入るのは危険よ。私たちの力を合わせてもね。でも時の歪みを見つけないといけない
中に入ったら、二手に分かれましょう。その方が早い。私はあなたの進捗を観察し、幻影を使って連絡するわ
サイジックのスキルラインを解放していない場合
自分のことを話してくれ
構わないわよ。私はサイジック会のメンバーだけど、つながりが薄いと感じることもある。単独で仕事することが多いから
私はこの地域を監視する責任を担っている。正直に言うと、自分で引き受けた役割だけどね
サイジックとは何者だ?
ふむ… それに答えるのは少し面倒ね。私たちは「古き習わし」に身を捧げる魔術師よ。多くの者にとっては強力すぎる、次元の操作法を扱っている
例えば、時魔術ね。争いを好む者には利用されたくない
この地域を監視するとはどういう意味だ?
私はテルヴァンニ家を見張っておきたいの。彼らには不安を感じる。だから彼らがバル・サナー周辺の時の流れを乱した時、私は気づいた
普段なら、サイジック会が直接介入することはない。こういう事態では、もう少し大胆な行動が必要になる
幻影を使って連絡すると言ったな。どういう意味だ?
私が身に着けた技の一つよ。私は離れた場所からあなたの心の中に自分のイメージを出現させるられる。かなり集中する必要があるから、維持は難しいけど
私はこの幻影を使って、あなたに進捗を知らせる。あなたのほうの進捗も知りたいし
サイジックのスキルラインを解放している場合
なぜサイジックにここへ送られた?
ああ、この仕事は私が申し出たの。私はよく他の者たちと別に仕事をするから
タムリエルのこの地域が不安だったから、監視する責任を引き受けたのよ
なぜこの地域の監視が必要だと思った?
ただの疑惑よ。テルヴァンニにはいつも悩まされてきた。力に対する彼らの飢えは、無謀な行動につながる。時の流れを妨害することとかね
介入すべきでないことは知っているけど、必要なことだと感じるの
幻影で連絡するとは?
あなたも経験したことがあるはずよ。話す必要がある時は、私のイメージをあなたの心の中に投影する。かなりの集中が必要だから、一時的にしか話せないけど
こうすればあなたの進捗がわかるし、私の状況も教えられる
時の歪みについてもう少し知りたい
時を川のようなものだと考えて。陳腐かもしれないけど、役立つ概念よ。バル・サナーの時の流れには、小さな渦が巻いている。まだ大きすぎはしない。大きくなる前に、その源を見つけたい。
その源に心当たりは?
今はない。今回のような出来事が起こる理由は無数にある。強力な呪文、起動された遺物、デイドラの策略。自然に起きることもある
源を見れば明らかにわかるはずよ。時の歪みは大量の力を必要とするから
どうやって歪みを解決する?
場合によるわね。私はこういう出来事を長い間研究してきた。源がよくあるものなら、簡単に対処できる。違う場合は、方法を考えないといけない
バル・サナーについて教えてほしい
石の祝福。それが名前の意味よ。ダークエルフたちがあれを遠い昔に作り上げたの。山に囲まれたこの場所に置くことで、隠していたのよ
この街に人が出入りすることは滅多にない。かなり奇妙な謎ね
テルヴァンニと言ったな。彼らについて知っていることは?
ダークエルフのおかしな名家の中でも、テルヴァンニは隠し事に秀でている。私は彼らが、とても野蛮な行為に手を染めるのを見たことがある
彼らはアルケインに熟達していることで知られている。でもその知識は冷静な研究ではなく、残虐な行為で得たものよ
時の歪みの源を探す
会話を終えた後、サレシアは魔法で扉を開錠します。
門ごときで私を止められると思うの
扉を潜り抜けると、テルヴァンニの太陽魔術師が待ち構えています。
サレシアは魔法で転移して行きます。
阻止はさせない。あの歪みを探さなきゃいけない
探索を進めると、サレシアが幻影を通じて話しかけてきます。
こっちは収穫なしよ。塔を探し続けて
コヴァン・ジリョンを倒す
「影の塔の祝福」に入ると、サレシアと合流します。
奥に進むとコヴァン・ジリョンが待ち構えています。
あった! まるで時間の中に結び目ができたみたい
災厄め! 生涯お前を待ち続けていたぞ
ガーディアンの怒りを引きつけておいて、私がその間に歪みを抑えるわ
コヴァン・ジリョンと戦いましょう。
戦闘開始前の待機時の発言
- 暴走もここで終わりだ!
- 災厄よ! 私と戦え!
- 私はお前が戻ってくる時のため、生涯をかけて訓練した
- 遠い昔、お前には逃げられた。今度は逃がさん
- これだけの年月を経た後で、なぜためらう?
戦闘開始時の発言
- この瞬間を何年も待っていた
- 暴走もここで終わりだ!
- このために生涯を訓練に費やしてきたのだ!
- 来い、災厄め!
戦闘中の発言
- お前の手はお見通しだ!
- お前の未来は早くやってくるぞ!
- こっちだ!
- この災厄を浄化するぞ!
- これでわかったか? 私の力に限りはない
- そこだ!
- どうやって運命を制御しているか見ただろう!
- 現在から解き放たれろ!
- 超スピードだ!
- 光の速さだ!
- 時の重みを感じろ!
- 私は止まらんぞ!
- 私はすべての時間に存在する!
- 我々の周囲で時が紡がれている
それを引きちぎってやろう! - 流されていくのを感じるか?
- 前にも起こったな!
- 次も当てるぞ!
- 時間とは脆いものだ
簡単にちぎれてしまう! - 過去の獣たちよ、我が意思に従え!
グループメンバーが全滅した時の発言
- 終わった。ついに
- 私の手で死ぬのが、お前の運命だ!
- 予言は成就した
- 倒れよ、災厄!
戦闘終了時の発言
なぜだ? 私の最期は見えなかった
コヴァン・ジリョンを倒した後、サラシアが時の歪みを封じ込めようとします。
糸が多すぎるわ。結び目がきつすぎる。これでは…
しばらくすると時空が歪んで、塔の景観が変化します。
あれは消えた。待って… 私たちが動いた。辺りを見て
サレシアと会話しましょう。
あの時の結び目は、これまでに見たどれとも違っていた。偶然と可能性の糸が、ただ一つの点の周りに絡まっていた
歪みを制御しようとしたけど… あれは抵抗したわ。結び目には力だけでなく、意思もあった。また追跡しないといけない
何が起きた? すべてが変わったように見える
時の結び目が抑制に抵抗した時、私は制御を失った。結び目は力の爆発を起こし、私たちは今ここにいる
これは何となく塔に似ているけど、別物よ。外に出て調査しましょう
時の結び目とはどういう意味だ?
時間というのは、糸で結び合わされた生地のようなものだと思って。あの歪みは糸を不自然に結びつけてしまった
雑な喩えだけどね。もちろん、時間は物理的な糸で作られていない。でも、それよりもうまい説明が思いつかないわ
時の歪みを探す
塔から出ると、サレシアが話し始めます。
そんな… 集落がほとんど完成していない。歪みは私たちを過去に放り込んだのね
しばらくするとテルヴァンニの大地術師が現れますが、サレシアが退治します。
侵入者だ! 武器を置けば速やかに死なせてやるぞ!
今になっても、あいつらが邪魔するのね!
サレシアはテルヴァンニの大地術師を退治した後、魔法で転移していきます。
暴力には巻き込まれたくなかったけど、今は緊急事態よ
さあ、また歪みを探して。急ぎましょう!
探索を進めて洞窟(発掘現場)に入った後、サレシアが幻影を通じて話しかけてきます。
順調ね。さらに地下深くにあるのを感じるわ。探し続けましょう
探索を進めると、ルラディ・テルヴァンニ女族長を発見します。
ルラディ・テルヴァンニ女族長は洞窟の奥へ逃げていきます。
アーティファクトを狙いに来たのよ! 近づかせないで!
探索を進めると、ルラディ・テルヴァンニ女族長を再び発見しますが、さらに洞窟の奥へ逃げていきます。
誰に送られたの? どうやって私たちの発見のことを知ったの?
歪められたロクサを倒す
探索を進めて「発掘の部屋」に入ると、ルラディ・テルヴァンニ女族長を発見します。
ルラディ・テルヴァンニ女族長は時空の歪みから「歪められたロクサ」を召喚し、自身は時空の歪みの中に逃げ込んでいきます。
この力は私たちのもの! 私は自分の運命を支配するのよ!
我が祝福されたペットよ、立ち上がれ! 私たちの家を守るのよ!
歪められたロクサと戦いましょう。
戦闘開始時の発言
※サレシアが合流します
ここにいたのね! 力の放出を感じて… あれは何?
戦闘中の発言
- あのオーブよ! 止めて!
- あのオーブを無力化して!
- あのオーブを追い、止めて!
- あれは歪みの力を吸収している!
- あれは… 歪みから力を引き出しているんだわ!
- なんて力なの!
- 急いで、解放しようとしている!
- 仕留めた!
- 光のところへ!
- 光のところへ! 早く!
- 光の中に隠れて!
- 散開! 獣が力を解放する!
- 歪みを狙っている!
歪められたロクサを倒した後、サレシアが時の歪みを封じ込めようとします。
歪みが。あの獣が不安定にしている!
制御できない!
しばらくすると時空が歪んで、洞窟の景観が変化します。
移動させられてしまった、また。今度はいつ?
ロープを登るのが唯一の出口みたいね。行って。私は呼吸を整えないと
サレシアと会話しましょう。
結び目を解くために全力を使ったわ。でも… ダメだった。私の力が足りないのかもしれない。意志が弱かった
お願い、また歪みを追って。私は疲れているけど、もう一度やってみる
大丈夫か?
空っぽになった気分よ。私は全力で時の歪みを封じようとした。それでも十分ではなかった
次の手を考えないと。抑え込むのは不可能かもしれない
同じ洞窟にいるのか?
よく似ているでしょう? 推測だけど、塔の中で起きたことのように、私たちはまた時を飛び越えたんだと思う。問題は、今がいつなのかよ
過去にこの溶岩を見た記憶はない
時の歪みを見つける
洞窟の天井から吊り下がっているロープを使って、地上に登りましょう。
地上に登った後、サレシアが話し始めます。
ここで何があったの? 歪みのせいでこうなったの?
炎が空から降っている。建物が破壊されている。なんて混乱
ペライトの聖堂? 奴らは一体何をしたの?
聖堂へ向かって。私は何が起きているか把握しないといけない
サレシアは魔法で転移していきます。
「デイドラ聖堂」に入った後、探索を進めると、サレシアが幻影を通じて話しかけてきます。
女族長が過去からここに来た。ペライトと防衛の契約を交わしたようね
探索を進めると、サレシアと合流します。
ここにいたのね。塔には時間の歪みがなかった
奴らはこの聖堂を、結び目の周囲に作った気がする。行きましょう
ルラディ・テルヴァンニ女族長を倒す
「ペライトの儀式の部屋」に入ると、ルラディ・テルヴァンニ女族長を発見します。
正しかったようね。見つかったわ
女族長! 歪みは無力化させてもらうわよ!
何年も待ったわ。準備を整え、心をたぎらせながら、力を溜めてきた
続けさせる訳にはいかない。破壊するしかない
私が集中する間、彼女を引き離して!
ルラディ・テルヴァンニ女族長と戦いましょう。
戦闘開始前の待機時の発言
- なぜためらう?
- もう何百年もお前たちを待っていた!
- 望むなら時間を稼げばいい。私にはいくらでもある
- あれだけのことがあった後で、今更恐れているの?
戦闘開始時の発言
- お前たちの災厄は終わりよ!
- お前たちの未来はここで終わるのよ!
- やっと来た! 追跡はここで終わる
- 死ね、獣め!
戦闘中の発言
- 皮膚の下を這う感覚を味わいなさい!
- ぺライトの祝福をあげる!
- 我がデイドラ公からの贈り物よ!
- 栄光に包まれなさい!
- 時の欠片が!
- 時の断片が消耗している!
- 断片が剥がれ落ちてしまった!
- すべての欠片を封じ込められない!
グループメンバーが全滅した時の発言
- 主よ! この勝利をあなたに捧げます!
- 奴らの首を持っておいで!
- その死体を穴に捨てなさい
- 時によって、私は知恵と力を得た
戦闘終了時の発言
我が主よ、なぜこんなことに!
ルラディ・テルヴァンニ女族長を倒した後、サレシアが時の歪みを封じ込めようとします。
すごい、すべての時間が。なんて強さなの!
結び目が… 解けている。引っ張らないと…
しばらくすると時空が歪んで、部屋の景観が変化します。
出てきた。感じが… 違ってる
サレシアと会話しましょう。
帰ってきたわね。私は… 現在にいる。でも、あの獣と戦ってもいる。子供として野をさまよってもいる。ああ、わかった
時の歪み、結び目は… あるアーティファクトに巻きついている。結び目を切ることでアーティファクトの力が吹き出し、私を複数の時間に飛ばした
複数の時間?
私は多くの地点に現れるの。自分が死ぬ場に。あなたが生まれる場にもいる。おや、あなたにこんなところがあるなんて知らなかった。面白い
いずれにせよ、私たちは成功したわ。約束どおり、報酬を払う。賢く使ってね
クエストを完了する。
時の結び目の中のアーティファクトは… 運命を持っている。ある友人に渡すわ。私はあれの兄弟が形作られるのを見ておく
署名して、代理人
何かを見たようだな。自分でもわかっていないことを
ええ、あなたはすでに知っている。あるいはこれから知る。あなたの道を見るのは難しいわ。ぼやけている。海水みたいに
あなたが知らないのなら、私が言うべきではないわ。もう聞かないで
詳しく聞きたい。何が起きた?
断片化したのよ。時を越えてバラバラになった。何かが… 私を集めた。この姿に繋ぎ合わせたのよ
今、私はあなたと一緒にいる。でも、同時に皇帝が台頭し、国が二つに割れ、人々が消滅するのも見ている。私はそのすべてを見ているの
何に集められたかわかるか?
知っているとも、知らないとも言える。時の結び目を結んだのと同じ意思よ。冷たく、沈黙した意思
それ以上は、調べないことにしているわ
これからどこへ行く?
私はアルテウムに帰還した。結界を張られたガラスの牢獄に閉じ込められて観察を受けている。名も知らない街で屋根の上に座って見ている。矢が私の肩を貫く痛みを感じる。温かい雨の中で踊っている
息子が私の手を握っていて、私はベッドの中で死んでいる
関連書籍
コヴァン・ジリョンの日記
奴らは来て、彼女を奪っていった。
ルラディ女族長は我らの馬を集め、この山の避難所へと導いた。彼女に触発されて、私たちはこの塔を築いたのだ。そして何より、彼女は地下深くにある我らが遺産を見出した。我らの母は千年も生きられたはずだ。あの方は偽の神々に対抗し、民を取り囲む腐敗から我らを守ってくださるはずだった。
だが災厄、すなわち無から姿を現し、目にも止まらぬ速さで動く侵略者が現れた。我らの一族を切り伏せている悪党どもだ。奴らは私たちが丁重に世話していた召使たちを虐殺した。奴らは一瞬のうちに、栄誉ある我らが女族長から約束された故郷を奪ったのだ。
私たちはあの方がお戻りになると信じている。あのように野蛮な怪物たちが、あれほどの力の持ち主を殺したなどとは決して信じない。あの方こそが、我らを再び栄光へと導いてくださるのだ。
私はまた、災厄が再び現れることも知っている。激しい雨の後、地表へ這い出てくる虫のように、奴らは我らの故郷を破壊に来るだろう。
だからこそ私は準備をしている。
我らの遺産から得た教訓は数多い。私は言葉に記しえないことを見た。本でしか読んだことのないような出来事を。私には理解しがたい規模の悲劇を。そして幻視を得るごとに、私の技術は向上している。
だから災厄よ、来るなら来るがいい。私たちから残酷にも奪い取ろうとする者よ、私はバル・サナーを守ってみせる。女族長がお戻りになった暁には、私の献身を称えてくださるだろう。
ネリル・ベルヴァインの日記
私たちの新しい家で一番気に入っているのは、太陽を防ぐ涼しい壁だ。せりだした岩は奥まった谷間中に影を作っており、その光景は荘厳だが、温かみもある。これだけ十分な防壁があれば、日中の暑熱もほとんど私の皮膚まで届かない。
女族長は石の囁きが聞こえると言っていた。彼女の信念には、私を信じさせる何かがある。それに、彼女は私たちをここまで導いてくれたのだ。危険な賭けだとは思うが、あの人のことは密かに信用している。彼女の演説には時として、より大きな精神と交信しているかのような響きがある。
私たちの多く、いやもしかすると全員が、故郷で起きた政治的駆け引きには反対だった。自らを神と称する者たちを崇拝するなど、納得がいかない。だが私は遊牧民と化して我らが家の伝統を捨てることも望まない。だからこの動乱の時代に安全と孤立を約束してくれるのは、私たちの多くにとって渡りに船だった。ルラディ女族長はその約束を果たしたのだ。
井戸のために掘削している時、何かを見つけた。物体だが、固形物ではない。周囲には空気と光が非現実的な形で渦を巻いていた。女族長は喜びに我を忘れているようだ。これが我らの遺産だと言う。
あれが地下にあったことを彼女は知っていたのだと思う。彼女は街の拡張を監督していたが、常にどこか上の空だった。しかしある日、彼女はある特定の場所を掘るよう強く言い張った。彼女が選んだ地点からずれることは許されなかった。そして掘ってみると、あの物体があったのだ。
一体あれには、どんな力が込められているのだろう。
アドシ・フェヴルの日記
彼女が戻ってきた時、私たちは喜んだ。千年の不在の後、我らが祝福されし創設者が大地から現れ、蘇ったのだ。古い宗教は大部分消失しており、彼女の主張を疑う者もいた。私もそうだった。知らなかったのだから。
だが遺産が火花を発して命を得た。奇跡的な光景だった。女族長は遺産に手を伸ばし、囁いた。言葉は聞こえなかったが、彼女の顔が輝いたように見えた。その瞬間、私たちは真実を知ったのだ。
しかし、である。
女族長は物語が伝えるような人物ではなかった。優しく、忍耐に満ちた人ではない。彼女は私たちの幸福など気にもかけなかった。主に憤怒に駆られた人物だ。彼女は狂暴な敵が部下たちを殺し、自分の地位を奪ったと話した。復讐だけが彼女の目標だった。
彼女が災厄のことを言っているのはわかった。長い年月が過ぎた今は、ただの恐怖物語だと思っていた。一瞬のうちに姿を現し、子供を盗んでいく怪物。どんな物語にも一定の真実があるということか。
その後、多くが変わった。ルラディ女族長は私たちに、災厄の次の襲来に備えねばならないと力説した。遺産を守るために私たちは全力を尽くさねばならないと。私たちはそうした。本当にすべてのものを与えてしまったのだ。
ぺライト公が最大の保護を与えてくれた。女族長はそう主張している。災厄をもって災厄に対抗するつもりなのだろうか。私たちは聖堂を築き、遺産をそこに移した。そして、生贄が始まった。私たちはどうやって歩いているのかもわからない、謎の怪物たちに囲まれるようになった。
私は抵抗した、と言いたいところだが、私も他の皆と同様に熱心に崇拝した。おそらく、私はそのことで罰せられるだろう。
数日が過ぎた時、ニルンそのものが裂けたかと思うほどの轟音が響きわたった。空は赤くなり、煙で満たされた。それ以来、私たちは太陽を見ていない。炎と石が降り注ぎ、私たちの家を破壊した。何が原因でこうなったのか、誰にもわからない。これが罰なのだろうか。
ほぼ三時代の間、バル・サナーは世界から孤立していた。35000年以上前、女族長はこの集落を作り上げた。帰還した彼女は、今やその破壊を告げに来たのかもしれない。
オプションコンテンツ
バル・サナーには3つのオプションコンテンツがあります。
各オプションコンテンツを完了すると、グループメンバー全員がダンジョン内で有効なバフと、バルサナーで入手可能なセット装備を獲得できます。
オプションコンテンツの番号 | バフ名 | バフ効果 |
---|---|---|
1 | 先人の力 | 武器と呪文ダメージが300増加する |
2 | 祖先の活力 | マジカとスタミナの再生を30%増加させる |
3 | 先人の決意 | 最大体力が3000上昇し、被ダメージが10%低下する |
1.ホイールパズル
最初のオプションコンテンツは、最初のエリアの南西部にあります。
このエリアでは作業員たちが牢屋に閉じ込められており、パズルを解くと作業員たちが解放されます。
エリアの手前には4つの舵輪があります。
中央には四角柱のブロックが4つ積み重ねられていて、各面には異なる模様が描かれています。
奥には中央にあるのと同じブロックが2つ積み重ねられているのが、3個あります。
手前の舵輪を操作すると、中央のブロック1~2個が90度回転します。
中央のブロックを回転させて、奥にあるブロックの模様と合致させると、牢屋の鍵が開きます。
合致させるブロックの位置は常に固定で、ダンジョンに入場する度に変化はありません。
舵輪を操作した時にどのブロックが回転するかは、ダンジョンに入場する度に変化し、3パターンあります。
操作する舵輪の番号 | 回転するブロック | ||
パターン1 | パターン2 | パターン3 | |
1 | D | D | D |
2 | A+C | B+C | B+D |
3 | A+B | A+C | B+C |
4 | B+D | A+D | A+B |
どのパターンでも、1の舵輪を操作した時はDのブロックだけが回転します。
各パターンによって、下記の手順通りに操作すると安定してパズルを解けます。
※パズルを開始する前に、2~4の舵輪を操作するとパターンを特定できます。
手順 | パターン1 | パターン2 | パターン3 |
1 | 2を回してCを揃える | 2を回してBを揃える | 3を回してCを揃える |
2 | 3を回してAを揃える | 3を回してCを揃える | 4を回してAを揃える |
3 | 4を回してBを揃える | 4を回してAを揃える | 2を回してBを揃える |
4 | 1を回してDを揃える | 1を回してDを揃える | 1を回してDを揃える |
上記はあくまで安定してパズルを解くための手順です。適当に回転させても案外解けます。
一番左の舵輪を操作すると一番下だけのブロックが回転する事だけを覚えておけば、スムーズに攻略できます。
※今の所パターンは3種類しか確認できていませんが、他にもパターンを発見した場合、報告して頂けると幸いです。
エリアの手前にいるチュチェイと会話すると、この場所についての話を聞けます。
あんたが誰かは知らないが、助けにきてくれて感謝する。捕えた奴の敵は味方だ
この場所について教えて欲しい
奴らは我々を捕えて働かせ、研究もさせている。我々の精神で実験しているんだ
パズルを解けば自由になれる。奴らはそう言っている。残酷な冗談だ。きっと密かに解法を変えているんだ。だから我々は決して成功しない
もう行っていい。来た道を戻ってくれ
今日あんたがしてくれたことには、感謝してもしきれない。物資を集めて、あんたの言うとおりにするよ
パズルを解いた後にもう一度会話すると、会話の内容が変わります。
凄まじい戦いだった。我々を捕らえた者たちはこの日を何年も恐れてきた。奴らが災厄と呼ぶ者は、我々にとって英雄だ
2.アーヴェル・ドラス
2番目のオプションコンテンツは、歪められたロクサがいる部屋の手前のエリアにあります。
このエリアにはパズルの要素はなく、ボス「アーヴェル・ドラス」との戦いがあります。
アーヴェル・ドラスは作業員たちを牢屋に閉じ込めて痛めつけています。
戦闘開始前の待機時の発言
※アーヴェル・ドラスはビージルコを痛めつけています。
- 反抗的な獣め。バル・サナーからは逃れられんぞ!
- 使えそうなのはその腕力だけだな!
- なぜ抵抗する? 無駄なことだ!
- お前は働き、従う
- お前の力は我らのもの。お前の意思も我らのもの。お前は我らのもの! 我らのものだ!
- 逃げるのが下手な奴だ。それで何を得た?
- 私に従うか、奴らを苦しませるかだ!
戦闘開始時の発言
- こいつは傑作だ。ここで何をしている?
- 今度は何だ? ゴミがアリーナに入って来たか?
- この獣は私の敵ではなかった。お前も同じだ
戦闘中の発言
※戦闘中、ビージルコがアーヴェル・ドラスに突進して気絶させます。
- お前は… 勝っていない!
- まだだ!
- くたばれ、獣め!
- 順番を待て、獣
- 愚か者め。お前に… 私は倒せん。お前ごときに!
グループメンバーが全滅した時の発言
- 愚か者、分を弁えろ!
- 面倒なことを
- 弱いな。勝ち目などあるはずがない
- つまらない抵抗で、時間を無駄にするな
戦闘終了後の発言
分を… 弁えろ。獣め
アーヴェル・ドラスを倒すと、作業員たちが牢屋から解放されます。
エリアの手前にいるドロルニークと会話すると、この場所についての話を聞けます。
- ズス! 我々が捕らえられていることを、誰かが知っているとは思わなかった。地上が遠すぎて、見られることもない。しかし来てくれた
- あんたが初めて鉱山に来た時、我々の間には恐怖が広がっていた。味方してくれてありがとう
- 我々を捕らえた者たちが死んだ今、我々は再び温かい太陽を鱗に浴びられる。あんたたちの行いを声が届く限り歌おう
何か企んでいる目だな
なぜここに連れて来られた?
私たちは奴らの家を作るため日夜働いている。奴らは地下深くで何かを見つけた。今は、集落を拡張しようとしている
さらに多くの仲間が毎日到着している。だがあなたがいれば、我々は家に帰れる
もう行っていい。来た道を戻ってくれ
心から感謝する。できるだけ物資を回収して、あんたの言うとおりにしよう
アーヴェル・ドラスを倒した後、牢屋から解放されたフリーウォスと会話があります。
- 私たちの多くは生まれた時からここで生きてきた。彼らはブラック・マーシュの冷たい泥を知らないの。彼らはきっとあなたのことを忘れない
- あなたはビージルコでさえできなかったことを成し遂げた。この物語は語り伝えられる
- マスターも倒してしまうなんて! 私たちは希望を捨てていた。あなたの行いは、決して忘れられないようにするわ
なぜここに連れて来られた?
奴らの家を建てるため。娯楽のため。実験台にするため。どれが目的かなんて知らないわ
あなたが仕留めた男は無慈悲だった。私たちが戦うのを見て楽しんでいた。悲しいとは思わないわね
もう行っていい
この扉を開いたら、物資を集めて脱出するわ。今日あなたがしてくれたことには、感謝してもしきれない。耳を傾けてくれる者すべてにこの話を伝えましょう
3.デイドラのビームパズル
3番目のオプションコンテンツは、歪められたロクサを倒した後の次のエリアにあります。
このエリアには、手前にスイッチが1つ、外周にデイドラ石が4つ、中央にブロック柱が1つ、デイドラ石とブロック柱の間に黒曜石の欠片と普通の石が数個あります。
黒曜石の欠片は使用すると左右に傾けることができます。
スイッチを押すと、4つのデイドラ石からビームが放たれて、直線上にある黒曜石の欠片に当たります。
黒曜石の欠片に当たったビームは、黒曜石の角度によって反射します。
ビームは普通の石に当たると反射せずに、そこで止まります。
ビームを黒曜石の欠片に反射させて、4つのビーム全てを中央にあるブロック柱に当たると、ブロック柱が破壊されて報酬を獲得できます。
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