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特集

ヴォレンドラング

ESOシロディール > 同盟戦争ガイド

ヴォレンドラングは同盟戦争に混沌をもたらすアーティファクト武器で、装着した者に強力なスキルを授けます。

チュートリアルクエスト

各同盟の拠点にいるシェオゴラスと話すと、クエスト「混沌の魔法」を受注できます。

このクエストを進行すると、ヴォレンドラングについて学ぶことができます。

ヴォレンドラングの出現

ヴォレンドラングは各キャンペーンで1日4~5回出現します。

ヴォレンドラングが出現すると、シロディール内にいる全プレイヤーの画面に「ヴォレンドラングは使い手を探している」と表示されます。

誰かがヴォレンドラングを取るか、誰も取らずに10~20分ほど経過すると、全プレイヤーの画面に「ヴォレンドラングが明らかになった」と表示され、マップ上にヴォレンドラングのアイコンが表示されます。

ヴォレンドラングが装着されると、アイコンの色は装着者の同盟色に変化します。

ヴォレンドラング装着者の位置は常にマップに表示されます。

ヴォレンドラングが出現する箇所には祠があり、3体のゴールドセイントが祠を守っています。

ヴォレンドラングは中央にある台座の上に出現します。

以下はヴォレンドラングの出現箇所をまとめたものですが、大抵は巻物の聖堂の近くに出現します。

ヴォレンドラングはキャンペーンのスコア等の優劣に関係なく、ランダムな同盟の領域に出現します。

ヴォレンドラングの消滅

ヴォレンドラング装着者が死亡すると、他のプレイヤーがヴォレンドラングを拾えるようになります。

落ちているヴォレンドラングをしばらく誰も拾わなかった場合、ヴォレンドラングは消滅します。

またヴォレンドラング装着者が死亡した際、そのまま消滅することもあります。

ヴォレンドラングが消滅すると全プレイヤーの画面に「ヴォレンドラングはオブリビオンに戻った」と表示されます。

ヴォレンドラングのスキル

ヴォレンドラングを装着すると、スキルスロットが専用のものになります。

アクティブスキル


ローケンの叱責
Rourken's Rebuke
前面のアークにいる敵を叩き、7500物理ダメージを与えて4メートルノックバックさせ、4秒の間気絶させる。詠唱時間:0.6秒
標的:円すい
半径:8メートル

マラキャスの復讐
Malacath's Vengeance
ヴォレンドラングを強く下に振り、単体の対象に10500物理ダメージを与える。詠唱時間:0.7秒
標的:敵
射程:12メートル

呪われた突撃
Accursed Charge
戦場を飛び越えて敵に一撃を加え、8000物理ダメージを与える。詠唱時間:即時
標的:敵
射程:36メートル

追放者の決意
Pariah's Resolve
ヴォレンドラングの力を引き出して、自身と周囲のグループメンバーに残忍(強)、魔術(強)、耐久(強)、迅速(強)を20秒の間付与する。武器ダメージと呪文ダメージが20%、スタミナ再生が30%、移動速度が30%上昇する。
このアビリティを発動すると、減速と移動不能の効果は全て解除され、耐性を?秒の間与える。
詠唱時間:即時
標的:範囲
半径:28メートル
持続時間:20秒

切り裂く一振り
Sundering Swing
ヴォレンドラングを建物に叩きつけ、12000物理ダメージを0.8秒ごとに3秒の間与える。チャネリング時間:3秒
標的:敵
射程:12メートル
持続時間:3秒

破滅の旋風
Ruinous Cyclone
生ける旋風と化し、半径8メートルの範囲に10000物理ダメージを0.5秒ごとに7秒間与える。15メートル以内にいる全ての敵は、その間近くに引き寄せられる。チャネリング時間:7.5秒
標的:自身
持続時間:7秒
消費:250アルティマ

パッシブスキル


ヴォレンドラング
Volendrung
ヴォレンドラングの装備中、体力、マジカ、スタミナが上昇する。
敵を倒すと25000のダメージシールドを得る。敵を倒すと、さらに17000の体力を回復する。

ヴォレンドラングの侵食

ヴォレンドラング装着者は、時間が経過するごとにヴォレンドラングに侵食されていき、最後には死亡します。

ヴォレンドラング装着者のゲーム画面右下には侵食度メーターが表示されます。

侵食度メーターはヴォレンドラングを装着してから3分間は動きませんが、その後徐々に減っていきます。

侵食度メーターはヴォレンドラング装着者が同盟ポイントを獲得すると回復します。

ただし、平和的に獲得した同盟ポイント(砦の修理や味方の蘇生)では侵食度メーターを回復できません。

侵食度メーターを回復するには、敵プレイヤーを倒したり占領地を支配したり、戦う必要があります。

侵食が開始されてから5分ほど同盟ポイントを獲得しないと侵食度メーターは0になります。

その他

ヴォレンドラング装着中にできる事

  • セット装備の効果、グリフの効果、毒の効果は発動します。
  • 騎乗動物に乗れます。
  • トランシタスの祠は使用できますが、同盟拠点には移動できません。

ヴォレンドラング装着中にできない事

  • 装備の変更できません。
  • 皇帝はヴォレンドラングを装着できません。
  • 星霜の書を持ち運べません。
  • 隠密状態になれません。

関連書籍

ヴォレンドラングとは何か

グロワー著

ヴォレンドラングは歴史上最も悪名高い神話世界のアーティファクトだ。これまで記述されたどの説明についても、それぞれの説明が同じものを指しているのかどうかも含めて学者達の見解は一致していないが、それはデイドラと同様ドゥエマーとも文化的な結びつきがある。

研究者達はヴォレンドラングと呼ばれるあるアーティファクトがローケン・クランによって造られたドゥエマーの遺物だと考えている。それは首領の武器であったし、同時に家紋として戦場に持ち込まれたものであり、ローケンがチャイマーとドゥエマーの第一公会議への参加を拒否したのをきっかけに有名になった。残りのドゥエマーが彼らを些細なことで見捨て、ローケンは彼らとともに留まることが不倶戴天の敵であるチャイマーとの同盟を意味するようになると、彼らの元を去ることにした。

そしてローケンの首領はヴォレンドラングを空に投げ上げ、それが地に落ちた場所がどこであろうとそこを故郷とすると誓った。こうしてヴォレンドラングは放浪の身となったローケン・クランの導きの光としての役割を果たすことになった。投げ上げられた槌は、獣のような咆哮を上げて空を横切っていった。昼間は2つ目の太陽のように、夜は月々の姿を映して、ローケンを大陸の反対側へと導いた。そこで彼らは伝説の街ヴォレンフェルを発見したと言われている。その街は実在したとしても、未だに発見されてはいない。

しかしいかにして、正体不明のローケンの首領がそのような途方もない投擲をやってのけたのか? ドゥエマー軍は戦争の遂行力と機械の歩兵で知られていた。ドゥエマーが武器一つを大陸横断するほどの距離まで手で投げる能力があったのだとすれば、なぜ彼らは戦争でそのような長距離攻撃を行わなかったのか? 現代のアークメイジであったとしても、物体をそのように長い距離で飛ばす魔法を発明するのは困難であっただろう。ヴォレンドラングが実は飛行エンジンで、失われたドゥエマーの機械技術の力によるものだったというのでなければ、一連の物語はボズマーの話のように思われる。

この説の提唱者に限らず、ドゥエマーのヴォレンドラングの飛行はさまよえるローケン・クランを単に詩的な想像力で表現したものだと信じる懐疑論者はいる。

ヴォレンドラングと呼ばれる2つ目の槌は、記録ではドゥエマー説とほぼ同じくらいに古くから存在しているが、今度はデイドラ公マラキャスが所有するデイドラのアーティファクトである。マラキャスの遺物はドゥエマーの槌と同じ名前で、そのため多くの人々は同じ伝説上の武器であると考えている。しかしなぜ、呪いの神が敵の手で造られたものと関わりをもつというのだろうか? ドゥエマーの作品の模造品を作るため? ドゥエマーが大事にしていたものを奪って彼らに対抗する道具として使うため? むしろ破壊工作的で間接的な、マラキャスの歴史的に伝えられてきた率直な精神性には似合わない行為だ。

アンガリンの「デイドラの武器」はこの槌の魔法的性質について推測している。この文章はいくつかの魔術師ギルドの論文を引用した上で、この槌が使用者に力を与え、打撃を加えた敵の強さを失わせると主張する。マラキャスの意図によく合致した性質である。疑問点は、それを名づけたのが定命の者だったのか、それともマラキャス自身だったのか、そしてローケンのクランが数世紀後に同じ槌を使用したのかどうかだ。

ヴォレンドラングとは何か。タムリエルには知りえぬ謎かも知れない。

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