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アーティファクトの記録: オパールのお守り

ダガーフォールのジェラルディ伯爵がデイドラ公メリディアの崇拝に手を染めたかどで追放された後、銀の薔薇騎士団は彼の領地から異教の道具や信者を根こそぎ排除する任務を与えられた。伯爵の召使の大半は神々を恐れる人々だが、伯爵が後援していた芸術家たちの集団はそれほど純朴でないことを騎士団が突き止めた。教団の所持品の中には、雌鶏の卵ほどの大きさの紋様が刻まれたオパールがあった。この宝石は黄金の型にはめ込まれ、鎖で吊るされていた。騎士団の魔術師たちは、これが強大な魔力を持つことを即座に見抜いた。放出されていた色鮮やかな光は、台座に置かれているだけでも祠全体を照らし出すほど明るかった。

このお守りをさらに調査すると、綺麗な光のショーどころではない力を有するものだと分かった。この石はメリディアの領域と深いつながりを持っており、放出される光は彩られた部屋から直接引き出されているのだ。使い方を理解すれば、光で作り出した物体を離れた場所に映し出せる。単なる幻影ではなく、彩られた部屋の力が生み出す物理的な召喚だ。この召喚を維持するにはかなりの集中力が必要で、集中が途切れるとすぐに消滅する。

一見しただけでは分からないこのお守りのもう一つの特性は、生者に対する支配力である。何といっても、生命と光の淑女は服従を好む。オパールのお守りは生物の生命力を合一させられるのだ。これは信者たちを処刑しようとした際、我々が発見したことである。このアーティファクトの装着者、つまり伯爵を多大な尽力の末に仕留めるまで、お守りに結びつけられた他の者たちは、傷を受けても倒れることがなかった。このような強力な物品がより危険な敵の手に渡る前に、我々の手で押収されたことは幸いである。

公文書保管人バーソロミューによる記録

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