前日談
イナルジンと話す
スターヘヴンの旅の祠の近くにいる、イナルジンと会話しましょう。


やあ、歩き手。お前も不名誉の家へ行くのか? その名の通り、忘れ去られた秘密が一杯の、月の光も届かない場所だぞ

何が問題だ?

この者は見知らぬ者が、近くにある洞窟の外に野営しているのを見た
この地方の伝説によれば、マファラの崇拝者が拠点にしていた場所らしい。きっと死者を蘇らせたりもしたんだろう。あの場所へ近づくのは… 賢明とは思えないな

その人の外見は?

カジートの女だ。見た感じ、キャセイだな。魔術師の服を着ていたが、まあ、この者だってブリキの王冠を被れば皇帝に見えないこともない
不注意にも迷い込んだか、あるいは何か企みがあるのか。いずれにせよ、きっとひどいことが起きる

了解した。探してみる
もう一度、イナルジンと会話しましょう。

気をつけるんだぞ。エルスウェアの奥地は多くの危険がひそんでいる。太陽や月の下にいるべきだ
物語内容
ナラマ・コと話す
不名誉の家の外にいる、ナラマ・コと会話しましょう。


あなたは誰? カルダシルに言われて来たの? 止めようとしたって無駄よ!

誰かに頼まれた訳ではない。何をしている?

あら、そうだったの。こんにちは! 私の名前はナラマ・コ。この不気味な洞窟に入って、とっても優秀なカジート魔術師の作品を見つけるつもりなの
聞かれる前に言っておくけど、洞窟にはよだれを垂らしたアンデッドが一杯。もう泣きそうなくらい恐いわよ

何を探している?

助けてくれるの? まあ、お願いしても問題はないか
私の研究によると、マーズラ・ジョーという強大な魔術師が、この場所を研究所として使ってたの。彼のメモや記憶石が残ってるかもしれないから、探してくれたら感謝するわ

分かった。マーズラ・ジョーのメモと記憶石を集めよう

手伝ってくれてありがとう。この発見を意地悪なカルダシルに突きつけてやるのが待ちきれないわ!
いつも「慎重にやれ!」だの「そんなことに首を突っ込むな!」ばかり。意地の悪いデブめ!

そのカルダシルとは誰だ?

ハイエルフの、錬金術の師匠。冷酷で垂れた顔の獣よ!
私は魔術師ギルドのメンバーなの。出世するためには、薬の作成とかを極めないといけないわけ

なぜそんなにカルダシルを嫌う?

意地悪なのよ!
私達が作る薬には全部、ひどい試料が入ってるの。イモリの赤ちゃんとか、かわいいカエルとかね。私はノミも殺せないのに、罪もない両生類を殺すなんて!

マーズラ・ジョーのメモを何に使う?

調べでは、マーズラ・ジョーは動物が大好きだったらしいの。私みたいにね! 彼は動物を生き返らせる方法まで見つけたのよ。少なくとも私はそう思ってる。詳しくはわからないけど
とにかく、彼のメモと記憶石があれば、答えがわかるはずよ!

動物を蘇らせたいのか?

そうよ。あなたはカルダシルみたいに怒らないわよね? ただのカエルよ! かわいいカエル1匹。何の害があるの?
とにかく、彼のせいでかわいいカエルを殺す羽目になったの! 何のためだと思う? 水中呼吸の薬よ。私は泳げもしないのに!
キャラクターのクラスがネクロマンサーな場合

つまり、死霊術師になりたいのか

何ですって? そんな訳ないじゃない! ぜ… 全然違うわ!

その技は間違いなく死霊術だ。ネクロマンサーが保証する

あなたが…? 何てこと
まあ好きに呼べばいいわ! 白い魂、つまり動物の小さな魂は操っても構わないと、ギルドの規則にはっきり書かれてる。大丈夫よ!
キャラクターのクラスがネクロマンサー以外な場合

それは死霊術か?

ええと… そうかもね

死んだ動物を蘇らせたいのか。それは死霊術のように聞こえる

ギルドの規則にはっきり書かれてるわ。白い魂、つまり動物の魂は操っても構わないって。確かに、白い魂をカエルのスケルトンに入れるのは明確に推奨されてはいないけど、禁止もされてないわ!

この場所について教えてくれないか?

「不名誉の家」って呼ばれてる。酷い名前よね!
出発前にちょっと調べてみたんだけど、よくわからなかった。跡形もなく崩れた聖堂に関しての、妙な記述がいくつか見つかっただけでね

何の聖堂だ?

まあ、名前に「不名誉」って言葉が入ってるんだから、いい聖堂じゃないと思った方がいいわね
闇の秘密のクランマザー、マファラに関する記述がいくつかあった。彼女と関係ありそうね。恐ろしいわ!
記憶石とマーズラ・ジョーのメモを探す
不名誉の家に入りましょう。

カジートにとって、マファラは闇の秘密のクランマザーにして、隠された罪と永遠の恥の記録者だった。この堕ちた聖堂はかつて崇拝の中心地だったが、罪深き自殺によって彼女の教団は不興を買ってしまった。今では… 別の者が住み着いている。
記憶石は全部で4箇所にあります。
どこの記憶石から調べても良いですが、記憶石の内容は場所によって固定です。
時系列順に内容を確認したい場合は、マップの右上から反時計回りに沿って調べていきましょう。
1番目の記憶石を調べましょう。


おお、シュガースノウト。いとしい子。そんな…なんでこんなことに
まだ若かったのに。早すぎる。何とかしてやるからな。連れ戻してやる。約束するぞ
2番目の記憶石を調べましょう。


シュガースノウト! やめろ! 死んでしまうぞ!
こんなつもりはなかった… 何か間違えたのか? こんなのは、かわいいお前じゃない! お前じゃないー!
3番目の記憶石を調べましょう。


これは少しばかり普通じゃない。だが、あんなことが起きたなんて許せなかった
蘇らせるなんて、最善の策じゃないってことはわかっている。でもお前もきっと慣れてくれるはずだ。この… 新しい生活に
4番目の記憶石を調べましょう。


ザオリル、ダメだ! やめるんだ! 頼むから
大丈夫、大丈夫。結界を描けばいいだけだから…
止めろ! 何をしている、ザオリル?
うわわわわ! やめろ! やめてくれ。やめてー!

洞窟の左下の部屋を調べると、「マーズラ・ジョーのメモ」を発見します。
第二紀342年、恵雨の月12日
さて、ついに不名誉の家にたどり着いた。他のカジートが近づこうとしない理由がよく分かる。あらゆる死霊術の実験がここで行われたに違いない。壊れた壺、カビ臭い蒸留器、半分開いた石棺等々。私も死霊術には詳しいから、それだけなら不安になるようなことではない。だが、マーズラ・ジョーは緊縛のベルトと首絞めの輪も見つけた。ここの死霊術師たちは粗暴な死霊術を行っていたに違いない。疑いなく闇のクランマザー、マファラへ捧げられた死霊術だ。この者の心は深い失望に満たされる。それでも、不名誉の家では自分なりの、完全に道徳的な実験を行うための場所と孤独が得られる。仕事にかかる時だ!
[奇怪なグリフや謎の公理を含む記述がいくつか続くが、大部分は水で滲んでいて読めない]
第二紀342年、真央の月22日
また一つ成果があった! 骨の粉と木椅子キノコの溶液6ドラムを基本の蒸留水に入れることで反応が安定し、遥かに揮発性の低い混合液ができる! 残るは最近死亡した組織に塗って、数日間厳密に観察するだけだ。私が見つけたウサギは、試験対象として完璧なはずだ。
マーズラ・ジョーは大きな誇りと興奮を感じているが、気をつけて進めなければならない。実験のこの段階には多大なリスクが伴う。
第二紀342年、真央の月28日
再生したウサギは不穏な行動を示した。檻の格子を攻撃し、口から泡を吹いている。この者にはまだやるべきことがあるようだ。
第二紀342年、収穫の月8日
暗い月よ! 重い心で報告しなければならないが、マーズラ・ジョーの最高の友人シュガースノウトが昨晩命を落とした。センチタイガーとしてはとても若く、まだたったの4歳だった。ほんの数週間前、激しい病が彼を襲い、必死の努力にもかかわらず、容体は急速に悪化した。この者は心が痛い。これについてもう何も書くことはない。
第二紀342年、収穫の月11日
長い間考えた末、蘇生薬の最新バージョンをシュガースノウトに試してみることにした。下等な獣でもっと試すべきなのは分かっているが、この機会を見逃してしまったら、自分を許せなくなるだろう。マグルスよ、この仕事を優しい目で見守り給え!
第二紀342年、薪木の月2日
成功だ。ある意味では。私の錬金術的な治療はシュガースノウトを予想どおりに蘇らせたが、彼は攻撃の徴候を見せ、私が呼んでも分からない。マーズラ・ジョーはすでに自分の決断を後悔しているが、やってしまったものは仕方がない。今となっては、この者にできるのは最善を祈ることばかりだ。とりあえずは、私の錬金術のレシピを洗練させる作業を続けよう。次の検体は、愛するシュガースノウトよりもうまくいくことを願う。
ナラマ・コに報告する
不名誉の家の外にいる、ナラマ・コと会話しましょう。

輝く月にかけて、戻ったのね! 言っとくけど、疑ってたわけじゃないのよ
で? うまくいった? マーズラ・ジョーのメモと記憶石は見つかった?

ああ。しかし彼の仕事はうまくいかなかったようだ。ペットのセンチを蘇らせたが、そこでまずいことが起きた

センチタイガー? すごい! もし彼にそんなことができたのなら、蛙くらい簡単に蘇らせられるわね!
本当にありがとう。これについて出版する時は、あなたへの謝辞を忘れずに載せるわね。さて! カルダシルがどんな顔をするか、楽しみだわ!

クエストを完了する。

死んでどれくらい経ったら、この儀式を行えるんだろう。蛾とか、もっと小さな動物でも効くと思う? 疑問だらけだわ!

話を聞かなかったのか? マーズラ・ジョーの呪文は悲惨な結果に終わった

もう、大袈裟ね。高度な呪文は科学のように芸術的よ。確かに彼は途中で何度か失敗したけど、それはあくまで予想できたことよ
私は同じ罠にはかからない。信じなさい!
クエスト報酬
- 経験値(中)
- ゴールド(中)
- スケイン織のグリップ
カジート風に作られてはいるが、材料はスパイダーシルクと柔軟なキチンに見える。
[分類] 防具 ➔ 中装鎧 ➔ 手 ➔ ダルロック・ブレイの礼装セット
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物語補足
ザオリルとシュガー・スノウト
洞窟の左下の部屋には、蘇生されたザオリルとシュガー・スノウトがいます。

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