物語内容
遺体と手紙
ブライトスロート村の北にある放棄されたキャンプで、男の遺体と手紙を発見します。
手紙の側に落ちている墓標を、持ち主に渡しに行きましょう。
墓の歌い手とタン・ジーの墓標
ブライトスロート村にいる墓の歌い手ザリーズに墓標を見せましょう。
ザリーズ
どんな希望を持てばいいの?
どんな歌があればいいの?
私に墓標はない。
青白い手に取られ、沼に捨てられた。
それは失われた、私の卵の兄弟の栄誉ある最後のように。
近くのキャンプでこの墓標を見つけた。
これを探していたのか?
ザリーズ
そよ風が旅人を、そして新しい希望を連れて来る!
最も優しく、旅立ったばかりの長老タン・ジーの墓標を持って来たのね。
ああ、でもどうやって旅を終わらせられるというのでしょう?
怪我は痛み、道は長い。
旅を終わらせる?
ザリーズ
沼の中に、タン・ジーが初めて恋人に会った湿原がある。
そこに墓標を立ててほしいと言っていたわ。
墓の歌い手として、望みを叶えないといけない。
でも、あなたが手を貸してくれたら嬉しいわ。
この湿地に墓標を立てればいいのか?
ザリーズ
そうよ。
とても面倒な問題だけれど、手を貸してほしいの。
残酷にも犯してしまった間違いを正してほしいの。
タン・ジーの墓標をこの湿地に立てよう。
ザリーズ
沼地の中の湿地。
そこで最初の愛が生まれた。
かつてはそこに1本の木があったけど、今はない。
なくなってしまったの。
タン・ジーがもういないように。
彼の思い出が眠るのに、お似合いの場所よ。
墓標とは何だ?
ザリーズ
過去の人生の記録よ。
時が経つごとに、物語を木に刻んでいる。
勝利と恐れ、笑いと愚行。
すべては覚えておくべきことよ。
墓の歌い手には、どんなことがあってもこの記録を守る義務があるの。
墓の歌い手とは何だ?
ザリーズ
私は戦場の叫び声のように導き、子守唄のように癒し、葬送歌のように哀悼する。
私の歌は旅立った魂をヒストの優しい抱擁に導くの。
部族の葬儀を見届けるのも、私の役割よ。
では、墓標をあるべき場所に立てる仕事をしているのか?
ザリーズ
その通り。
墓の歌い手として、最後の葬送の儀式を見届けなければならない。
だから怪我をしていてもこの村に来た。
役目を果たさなければ、タン・ジーの名誉を傷つけてしまう。
タン・ジーについて教えてほしい。
ザリーズ
タン・ジーは心優しくて、誰に対しても柔らかい言葉をかけていた。
彼が旅立った時、モススキンの部族は深く嘆いたわ。
彼はよくブライトスロート村まで旅をして、絆の儀式に出席していた。
その時に恋人に会ったの。
どうやって墓標が盗まれた?
ザリーズ
肌の乾いた者が私たちの平和な村を訪れた。
奴の心が欲深いことは知っていたけど、あまり気にしなかったわ。
あのザンミーアには、サクスリールが重要とは思わない、役立たぬつまらないものがたくさんあった。
でも、奴が墓標を持って逃げた時、私は追うしかなかった。
それで怪我をしたのか?
ザリーズ
そうよ。泥棒の青白い手にやられたわけではないけど。
暗い沼地を移動していた時、ハックウィングに追われていたことに気づかなかったの。
急いで逃げようとしたら、上向きになった根で足首をひねってしまった。
だから、代わりに役目を果たしてほしいのよ。
タン・ジーの墓標を立てる
ブライトスロート村の北にある湿地に、タン・ジー墓標を設置しましょう。
墓標を設置すると、墓標の近くに木が生えてきます。
墓の歌い手ザリーズの所に戻りましょう。
ザリーズ
風があなたを私の元に戻してくれた。
仕事は終わったの?
墓標を設置すると、木が現れた。
ザリーズ
あの湿地にはかつて1本の木が立っていた。
その葉の下で、タン・ジーは初めて愛する者を見たの。
強烈な記憶が形を成しても驚きはしない。
さあ、あなたの親切に対する報酬よ。
モススキンの友に、旅の安全を祈るわ。
クエストを完了する。
ザリーズ
あなたの道が平穏であり、そしてあなたの日々が太陽に祝福されますように。
これからどうする?
ザリーズ
ブライトスロートはとても親切だけど、部族には私が必要なの。
傷が治ったらすぐに出ていくつもりよ。
今は絆の儀式に参加しているモススキンの世話をしましょう。
墓の歌い手に、仕事があるかどうかはわからないけど。
なぜあの木が育ったのか教えてくれ。
ザリーズ
残念だけど、わからないわ。
さらに教えられることはあるか?
ザリーズ
ヒストガ彼を讃えて木を育てて下さったのかもしれない。
もしくは、彼に会いたいと思う私たちの部族の悲しみから育ったのかも。
…もしかしたら、タン・ジーの魂が墓標の中に存在していて、最期の望みがかなったおかげで木が育ったのかもしれないわね。
では、何が起きたか確信がないのか?
ザリーズ
正確には。見えない景色のことは話せない。
でも、タン・ジーとあの場所の記憶はつながっていると信じている。
最初に恋人に会ったのがあの木の下だって、よく言っていたから。
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