ジックスはマスターの軍隊に加わるにはあまりに秩序を欠く気まぐれな生物で、野放しにしておくにしても力が強過ぎる。だが、それでも役に立つ可能性はある。 ジックスはアイレイドの魔法によって遺跡に拘束されており、拘束の魔法の中心を成しているのはたった1つのウェルキンド石である。私は現地のゴブリンの1部族の司祭に、この石のかけらを使ったトーテムの作り方を実演してみせた。かけらにも光のショーを開くには十分な力があり、単純な生物にとってはそれだけで崇拝の対象になる。 実際には、そのトーテムは拘束の魔法を維持しつつも弱めるだろう。ジックスは我々の脅威になり得ないが、ブレトンの注意をそらすには十分な力を持つようになるはずだ。そして、注意をそらされた敵は弱体化した敵に等しい。
敵の攪乱

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