書籍

食の旅、第4巻

食の求道者、ラローム・ルモンズ著

私はもう何日も、マク・マカに催促し続けている。
私はアルゴニアン料理について測り知れないほど多くのことを学んだが、未だに味わっていない料理が1つある。
アオジェー・サッカだ。
私がこれを要請すると、マク・マカはいつも動揺して、別のものを出してくるのだった。
彼の躊躇も分からないではない。
アオジェー・サッカはタムリエル全土でも最も危険な料理の一つなのだ。

この料理は実のところ、同時に出される2つの料理から成っている。
第一の料理は焼き目を付けてきれいにスライスしたアオジェーガエルで、シロップで覆ったイチジクとシナモングラスに乗せて出される。
二つ目の料理は冷たいホッシュ(黒くドロドロしたスープ)だ。
どちらの料理も、単独で食べることはできない。
致死性の毒を含むからだ。
これらはゆっくりと、かつ同時に食べなければならない。
一方の毒は他方の解毒剤になるのだ。
蛙を食べ過ぎると体が激しく震え、口から泡を吹き、その後死が訪れる。
ホッシュを食べ過ぎると腸の焼けるような痛みと嘔吐に引き続き、死が訪れる。
当然ながら、大抵の人はこの料理を避ける。
シェフも客も同様だ。
だが私の食欲には逆らえない!

マク・マカは、私の要請を少なくとも考慮してくれていると思う。
少なからぬ額のゴールドを用意したし、半ダースもの蛇の皮で出来た文書にサインした(おそらく誓約書か何かの類だろう)。
すでに蛙の味が感じられるくらいだ。
我が食の冒険は完成しつつある!

* * *

この本を返そう、ラロームの友よ。
他のものを調理しようとしたが、彼はアオジェー・サッカでないとダメだと主張した。
調理したが、食べ方が違っていた。
蛙を食べ過ぎた。
彼が死んで残念だ。

よい生活を!
私たちのところに食事に来てくれ!
でも、アオジェー・サッカはダメだ。

―マク・マカ

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