書籍

食の旅、第2巻

食の求道者、ラローム・ルモンズ著

今日、マク・マカは彼の見事なイモムシ農園を案内してくれた。
もちろん、「農園」というのは言葉のあやだ。
この農園は小さな葦の囲いがいくつか並んでいるだけで、それぞれに数百匹のイモムシが住んでいる。
その種類の多さには驚愕した。
私が見たイモムシは長いのや太ったの、オレンジと紫の縞模様のなど…これほどの多様性は見たことがない!
いくつか質問をしてみたが、マク・マカのシロディール語力が完全でないため、私たちのやり取りは何度も行き詰った。
私は言葉の壁をどうにかするためジェルを学ぼうとしているのだが、なかなか上達しない。
それでも、彼は助けようとしてくれる。
笑えて仕方がないと彼に言われた。
もちろん、アルゴニアン相手に笑われているかどうかを察するのは不可能である。

私はイモムシを食べるのかと聞いたが、面白がられたようだった。
彼はただ首を振り、私をより大きな囲いの中へ案内した。
彼がランプに火をともすと、部屋は様々な色で溢れかえった。
大きな蝶や蛾が壁から一斉に飛び立ち、竜巻のように羽をはばたかせてランプの周囲を踊った。
マク・マカは特に大きな個体のいくつかに向かって身振りをしながら、でたらめなシロディール語で長めに喋った。
彼は囲いを去る前に、何羽か手に取ってみるよう私を促した。

蛾や蝶を食べるのは大変だったが、貴重な食の経験だった。
この特産品を味わってみようという勇気のあるよそ者の大部分は、食べる前に羽を取ってしまう。
マク・マカは羽を取ってあげようと申し出たが、私は断った。
彼は助手に向かってジェルで何か言い、二人ともしばらくの間、微妙に楽しそうにしていた。
これは多分、マク・マカが何かあり得ないくらい笑えることを言ったのだろう。
その少し後、彼は私に5羽のグリーン・スリッパーテイルを伝統的な「アジュム」(網目模様の蓋がついた織物の盆)に乗せて出してくれた。
大いに堪能できた!

真に満足のいく蝶の一皿は、「ルヒーズ」すなわち「羽畳み」の繊細な技法にかかっている。
アルゴニアンの達人シェフはその爪を使って羽を折って畳み、極小ながらも華麗な、食べられる彫刻に変える。
残念ながら地元の風習により、よそ者は自分で羽を畳むことになっている。
私は最も簡単な「ジーチ」畳みを再現しようと努力したが、結果は悲惨なことになった。
それでも、食事は美味だった。
グリーン・スリッパーテイルはおそらく、スリッパーテイル種の中で最も甘味が強い。
ハニーグラスのような味だが、甘くポロポロと口の中で溶ける。
蝶の料理をマスターする機会が、もっとたくさん得られることを期待しよう!

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