暗黒の街

もしあなただったら、歩き続けるわ。この街は呪われているのよ

何が起きなかったのか、と聞いたほうが早いわね。ほんの数日の間に、ありとあらゆる恐怖を味わったわ

我々が敬愛するイーモンド王がリーチの民との戦いで死んだわ… 彼の息子もね

リーチの民のことは知っているでしょ。エバーモアの北の山で暮らす、野蛮な一族よ

奴らは力づくで国境線を越えてきて、どんどん街に近づいてきている

本来ならアーツェラ女王が統治者になるべきだけど、彼女は… 自分たちの女王を悪く言いたくはないけど、体調を崩していて無理なの

女王の指示で、国内の問題の多くは、レンチャント公爵の手に委ねられているわ

この状況では、期待通りだと思うわ。でも、これは一人の女の意見にすぎない

農場労働者として数日前にサインしたわ。そうしたら沢山のリーチの民が到着したの。誰かが角から作ったナイフで友達を刺した！

聞いて。この野営地から解放されたら、恩を返すわ

神よ、公爵が私達が到着した時に、わずかばかりテントを分けてくれてたら

故郷から逃げるほどの事態よ。今の私たちは汚い場所に住んでいる

ほとんどの箱には織物と交易品が入ってる。食料はない

すぐ調理師に、彼がきちんとした革靴の紐を作れるか聞いてみよう

レンチャント公爵は最善を尽くしている。だが、残念ながら彼の最善では不十分だ

イーモンド王と息子のことは悲しいわ。どちらも、とても威勢が良かった。レンチャントはかなり残念な後任ね

いらっしゃい、ベイターズ・メスへようこそ！

人のつま先を踏んづけないように注意してくれ。みんなちょっとばかり気が立ってるからな。それに酒場のケンカは一日に一回しか認めないぞ

人によると思うな。ヴァレリーンは、深く悲しんでいる。ラグバールと一緒だ

ハハ。会ったことがない叔父が死んで、遺産はもらえない、そんな感じだ。あまり気にしてない

まあ、もし王女が金をくれるなら、今のは取り消すよ

私の財産は灰に埋もれたのに、女王は何もしてくれなかった！ 女王の代わりにレンチャント公爵が統治したことを八大神に感謝するわ

あなたが女王を探しに来なければいいと思っていた。女王は今、全ての職務をレンチャント公爵に任せているの。陛下は礼拝堂で、貧しい人々の世話をなさってるわ

勇敢な話し合いだな。この場所では自分の舌に気を付けろ。多くの耳があるのに脳が足りないんだ

オークの直感、というやつだ。モーロッチは誓いの神だ… ナンナがいつも言っていた。オーシマーは嘘を嗅ぎ分ける。それに、この辺りが臭う

もちろん、皿洗いのメイドが浮気をしているだけかもしれない

これは、旅のお方！ バンコライの喜びと豊穣の宝石、エバーモアへようこそ！

そのようなはずはありません！ きっと天気のせいで、市民は室内にいるのです。ああ、そうですとも… 天気のせいだ

ここの伝説的な宿屋で、ちょっと休んでいきませんか？ あるいは、有名な波止場で海の賞金首の布告を見てはいかがでしょう？

え… それが何になるのです。ええ、この街は飢え、凶兆、絶望に苦しんでいます

一体どうすれば？ 私が髪や服を引きちぎればよろしいので？ それであなたは幸せになるのですか？

それが何かの役に立ちますか？ 私たちはリーチの民に街と農場を奪われています。住民たちは、食料と援軍を熱望している。持ってきて頂けませんか？

私への嫌がらせの他に、ということですか？ いいでしょう。やってください

私は住民が混乱に陥らないよう、士気を高める方法を探さなければならないのです

街の人々が浮かない顔をしているのも無理はない。この玉座の間を見てみろ。霊廟でもここよりは明るい

ああ、敬愛する女王様… もし女王様に会われたら、どうか何か召し上がるようにお伝え下さい

陛下が亡くなって以来、女王様はご自身のことを気にかけなくなってしまいましたので