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書籍

2.ベンドゥ・オロ男爵提督

アンヴィルのコロヴィア王ベンドゥ・オロは、スラスのスロードによる脅威に終止符を打つための大胆な計画を考案した。彼はすべての民族の船から成る大規模艦隊の結成を提案したのである。さらにベンドゥ・オロは王族の務めから退き、この艦隊の招集と指揮を自ら行うことを申し出た。彼は艦隊をスロードとの直接対決のために使うことを計画したのである。

ベンドゥ・オロや他の指導者たちにスロードが疫病の原因だと確信させた証拠が何だったのかは、公にされることはなかった。しかし2230年頃には、大陸の人々の大半がスロードに罪があることを信じており、病気はスラシアの疫病と呼ばれるようになっていた。

2241年、アレッシア皇帝<名前は削り取られている>はついに戦争への予算に同意し、ベンドゥ・オロに計画の始動を命じた。オロはまず自らに男爵提督の地位を与え、作戦や戦略を練るための補佐をする船長や、彼の構想した大艦隊を建設するために必要な船大工を集め始めた。

オロが全旗海軍と呼ぶようになった艦隊のための拠点として、シストレス諸島のある島が選ばれるまで長くはかからなかった。2243年、オロとその配下たちはハイ・アイル島に上陸し、艦船の建造や、決行の日に艦隊を出撃させるため必要になる乾ドックや設備の建設を開始した。

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